苫米地英人の速読本は効果があるのか?実践してわかった唯一学べること

こんにちは、笹木です。

先日、 苫米地英人『年収が10倍になる速読トレーニング 』を読みました。

速読の本は、何冊か読んできましたが、
この本は名前の通り速読についての本。

苫米地英人さんの速読法が書いてあるわけですが、他の速読本と比較しても、とてもユニークな内容でした。

そして、この苫米地英人の速読法は果たして効果があるのか?

僕が実際に実践してみた結果からわかった、
誰でも使える速読のテクニックについて、解説していきます。

苫米地英人の速読は、型破り

この本の苫米地英人さんの速読法を見て、がっかりする人もおそらく多いんじゃないかと思います。

というのも、あまりに型破りな方法なので、「思ってたのと違う!」と感じる人もいるだろうな、と。

ただ、僕は、苫米地英人さんの速読法は、ある意味かなり正しい方法だと思っています。

その苫米地英人流速読法が、「知識量で速読する」という方法です。

速く読めるかどうかは、持っている知識量でほぼ決まるという主張なんです。

え、それ速読法っていっちゃう?

って思う人もいるんじゃないかな。

この本のプロローグで、苫米地英人さんは

「350ページの本を5分で読めた」と書いています。

で、ネタバレなのですが、その5分で速読できた理由として、

その本に書いてあることで真新しいことなどなく、内容のほとんどは自分が持っている知識だったから」

だと言ってるんです。

おいおい、そりゃあ速く読めるだろ、

と思う人もいるかもしれない。でも、これって実はわかっているようでわかっていない人も多いと思うんですよね。

頭の中に事前に少しでも知識があると、本の言わんとしていることがつかみやすいので、速く読みやすい。

だけど、全く知らない分野の本だと、理解が追い付かないので、いくら字面を追っても詰まってしまう。当たり前っちゃあ、当たり前ですよね。でも真実というか、核心をついているなあと個人的に思います。

苫米地英人の速読は科学的に証明?

色んな研究からも、科学的に正しい速読とは「どれだけ上手く読み呼ばせるか」だと言われています。

つまり、

どの情報が必要で、どこが不要かを判断できる

→読むべきとこだけを読める→スピーディーに読める→速読!!

というのが理解を伴った速読だ、ということなんです。

いやいや、そうは言っても速読の達人とかはいるじゃないか?と思うかもしれない。実際、そういう能力を持った人もいるかもしれないです。ただ、速読トレーニングをやらせた一般人はこんなもんだった、ということが研究からわかってるわけですから、信頼できるかはすごく怪しいってことです。

また、速読ができる!!って言ってる人は気のせいなんじゃない?ということもこの研究から言われています。

というのも、この速読トレーニングを受けた被験者たちに、読書スピードを上げて読んでもらうという実験をしたところ、確かに、読書スピードは上がった。だけど、速読すればするほど、本の内容の理解度は落ちていったということがわかったんです

そんな速読、意味ないじゃんって感じですよね。

また、自称「速読ができる人」に、小説「ハリーポッター」を速読してもらったところ、速読はしたものの、まるでストーリーを理解していなかったという話もあります。

研究者たちの間では、掘れば掘るほど、再現性がなさそうだという論調になってしまっているんです。

世間で思われている「速読」っていうのは見た瞬間ページをめくっていく…

みたいなイメージが多いと思うんです。

いわゆる、写真を撮るように読んでいく「フォトリーディング」と呼ばれてる方法。
ただ、残念ながら、この速読は科学的に不可能だと言われています。

それに対して、苫米地英人さんの速読法って科学的に見ればかなり有効な方法だっということです。

だからこそ、大事なのは「その本から何を学びたいか」とか、「どこまで知っている内容でどこが知らないのか」ってことを整理しておくこと。

こうすることでどこをスピーディーに読み、どこをじっくり精読するべきかわかります。

最初に目次をしっかり読んでおくと、内容を予測できるので、自分の知識を整理して、効率的に本を読むことが可能です。下の記事でも具体的な方法は詳しくかいてあるのでよければ読んでみてください。

記憶力を鍛える本の読み方とは?一度読んだ本の内容を確実に覚える方法

2018.10.08

実際、「一ヶ月で何十冊も読むくらいの読書家です」という人とかってたまにいますよね。

こういう人たちは、同じジャンルの本をたくさん読む傾向があるから、その分野の知識が深まり、スピーディーに読めるんですね。

速読ができるのは、知識があってこそ。苫米地英人さんも、速く読みたければ、

「まずはたくさん読書をしろ」

と言っています。

これには大賛成で、僕も、たくさん本を読むうになってから、明らかに速く読めるようになったなと感じてます。

苫米地英人の速読「先読み」の効果は?

ただ、苫米地英人の速読法は、単に知識を増やそう!というだけでなく、もう少しテクニック的な方法も書いてあります。

その速読法が、

先読み術という方法。

この速読法は文章を読む際、
その行を読みながら、1行先も意識する」という方法だと書かれています。

一度に2行を読むわけではなく、
あくまで「2行目に書いてある言葉も意識しておく」という感覚だそう。

そうすることで、1行目が読み終わり、2行目に入る段階で、脳には事前情報があるため、速読できるという原理です。

何か速読っぽい方法ですよね。

隣の行の言葉をなんとなく視界に入れておくだけなら、できるかな??

と思い、実際に僕もやってみました。

実際やってみると、次の行に書かれている言葉を何となく意識する、というのはできる!!

ただ、それが読む速さにつながっているか?というとそういうわけではないなー

というのが正直な感想。そして、次の行に書かれていることを意識しようとすると理解度が落ちているように感じるのも、気になります。

こんなことするくらいなら、普通に急ぎ目で読んだ方がよくない??

と思っていたんですが、苫米地英人さん自身も、あまりテクニックを重要ししてない様子。

「こうしたテクニックを使わなくても『速く読もう』と意識するだけでも、スピードは断然変わる」と本の中で言っています。

これを苫米地英人さんは大事にしているようで、「脳のクロックサイクルを速める」と言っています。

普段から行動や思考を高速化することが大事だということだそうで、簡単に言ってしまえば、とにかく何事も急ぐ意識が重要だということです。

確かに、普段から「無駄な迷い」をなくすことは色んな行動につながると思う。

ただ、これも時と場合によると思っていて、「常に急げ!」というのも人によっては焦りや不安につながることもあります。

心に余裕を持ちつつ、自分にとって重要でないようなことに悩んだりして時間を無駄にしないことが大切なんじゃないかなと思います。

まあ、速読という部分に関しては、普段から

「自分って読むの遅いんだよなー」

と感じる人は、速く読もうと意識するだけでもだいぶ変わると思うので、是非心がけてみて下さい!

苫米地英人流速読の効果は?まとめ

速く読むうえで最も重要なのは、

自分に知識量があることです。

そのためにも、まずは本を読んでいくことで知識を増やすことが大切です。

ただ、苫米地英人さんの速読テクニックである「先読み」については、正直あんまりおすすめできないかなーと思います。僕が効果を実感できていないので。

個人的には、記憶術を習得したことで僕は読書スピードが上がったので、その方が確実かと思います。

読書ってつい字を見て、それを黙読し、イメージとして解釈するという流れの連続だと思うんですが、記憶術を活用することで、このイメージまでの流れが格段に速くなったんです。

よくある速読テクニックとは違う方法だと思いますが、読書スピードを上げたい人にはおすすめの方法です。

また、やっぱり多読によって知識が増えることも、確実に読むスピードを上げていると思います。

これは、自分の理解のレベルが徐々に上がることで、飲み込みのスピードが上がるという感覚ですね。

この本では、後半部分では、仕事中のマルチタスクを奨励していたり、あまりおすすめできない部分もありましたが、速読に対するメインの考え方はとてもよかったと思います。

今回紹介した内容が参考になれば嬉しいです。

ではまた!

 

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