こんにちは、笹木です。
今回は、「頭が悪い男(女)」「仕事ができないヤツ」と思われない方法について。
人間の印象って強烈で、一度「頭が悪い」「仕事ができない」と思われると、実際の能力に関わらず、その評価を覆すことはかなり難しいことが科学的にもわかっています。
だからこそ、そんな頭が悪いヤツだ、とか仕事できない、という烙印をおされないことが大事。
今回は、どうやったら頭が悪いと思わてしまうのか。逆に賢そうに見せる、本当に効果のある方法を科学的な背景に基づいて解説していきます。
一度頭が悪いと思われたら終わり!
仕事はもちろん、どんな場面でも第一印象ってめちゃくちゃ大事。
というのも、人間は相手の最初の印象を覆すことはかなり難しいということが色々な研究からわかっているからです。
例えば2016年のコーネル大学の研究では、「情報で人の印象がどう変わるか」を調査する実験をしています。
具体的には、200人の被験者に対し「ある人物が逮捕された話」を聞かせる後、その続きのストーリーとしてさらに、
・その逮捕が冤罪だった話
・その人物が更生して人命救助した話
などを聞かせたんです。
ところが、逮捕された後のストーリーとしてどんな話をしようとも、被験者からの印象は悪いまま。逮捕が間違いだったにしても、印象が好転しなかったんです。それくらい初めの印象に引っ張られてしまうんですね
また、この大学は別の実験も行っていて、それが、被験者に色んな人の顔写真を見せてどんな人かを判断してもらい、その半年後に写真の本人に会ってもらうという実験。
実際に会ってみたら印象が変わるかどうかを調べたわけです。
半年後というかなりの期間を空けて会ってもらったにも関わらず、写真を見たときに「いい人」と思った人には実際に会った後も良い印象が継続し、逆に「好きじゃない、印象が悪い」と思った人に対しても、実際に会っても悪い印象が変わることはなかったんです。
こう聞くと、ちょっと意外なような気もしますが、
「この人は頭がいい」
「この人はこういうタイプだからなあ」
と、他人に対するイメージをなんとなく決めていることって誰しもあるんじゃないかと思います。
そして、相手がイメージ通りの行動をするのを見ると、「やっぱりアイツは頭が悪いヤツだった」「自分は見る目がある」と思ってしまう。イメージした行動ばかりが目に入るようになるんです。
人間は、相手のイメージを1回決めてしまうと、どうしてもそういうイメージの人だと思いたくなるんですね。
しかも、これはIQの高さや賢さに関係なく、思い込みやフィルターを通して見てしまうということもわかっています。
どんな人でも他人を完全にフラットな状態で見ることってできないんです。
だからこそ、最初に書いたように「頭が悪い男だなあ」とか思われるのはヤバイ。
じゃあ、そんなマイナスなイメージを持たれないようにはどうしたらいいか。実はそんなことまで研究されているんです。
頭が悪いと思われてしまう顔のパーツ
人はどこで頭が悪いと思われてしまうのか。という研究をセントアンドリュース大学が行っています。
この実験では、200人の被験者に対し、190パターンの顔写真を見せて、「頭が悪そうか」「頭が良さそうに見えるか」を判断してもらうというものです。
そしてその結果と顔や表情の傾向を分析ツールを使って調べたんです。その結果、頭が悪いと思われる表情には2つの特徴があることが判明。
それが、
・まぶたが重く眠そう
・眉間にしわがよっている
という特徴です。つまり目が重要なんです。
居心地が悪そうな顔をしている人は頭が悪いと判断される傾向にあったんですね。
気持ちが不安定な人や疲れている場合は実際に知能が低下することから、そういった表情の人を見ると、頭が悪い人だと判断してしまうと言われています。
この対策として有効なのが、「良く寝て、睡眠をしっかりとること」。
そんだけかよ?って思うかもしれないけど、顔に疲れがでないこと、精神的にも不安定にならないようにしっかりとって健康な顔つきをすることが重要です。実際にこの実験の後、睡眠不足のときと睡眠が足りているときの写真を判断させたところ、やはり睡眠が足りていないものほど「頭が悪そう」だと判断されています。
基本的なことのように感じるけど、ここまで統計的に差がでてしまうとバカにできない。
誰かに判断されるような勝負の日の前日には、しっかり寝ましょう!
頭が悪いと見られない簡単な対策法
ということで、頭が悪いと思われないために、良く寝ることは大前提なんだけど、それなりにちゃんと寝てるのに目覚めがすっきりしないとか、なかなか眠くならないって人もいるかもしれない。
なかなか寝れない、眠くならないという人には副作用のないサプリがおすすめ。
サプリって人工的なものだから正直、僕は使うのにすごく抵抗がある方でした。でもかなり調べた結果、色んなデータから、安全性や副作用に関しては心配不要だということがわかって今は安心して使ってます。
特に、一番に試してほしいのがまず、「マグネシウム」。
マグネシウムは脳に絶対に必要な成分で、これは不足していると脳の神経が働かずに上手く眠れなくなります。これは直接眠くする効果があるわけじゃなく、睡眠の質自体を上げてくれるので、「寝れた気がしないんだよな」という人は試してみてほしいです。
1日200mgくらいをまず試してみてほしいです。
そして、マグネシウムを2週間ほどつづけてそれでも効果がでないなら、試すべきは「メラトニン」です。
メラトニンは眠気を引き起こしてくれるんだけど、自分の狂ってしまった体内時計を元に戻すことで眠気を引き起こしてくれるサプリ。寝る時間の30分くらい前に0.5mgを飲んでみて下さい。
僕は、これで睡眠の質が断然かわりましたし、翌日の朝から集中力も上がりました。今までは本当に朝に弱くて、それこそ頭の悪そうな表情だったと思いますが、かなりエネルギッシュに変われたので、睡眠で悩んでるならこれらのサプリ、是非試してみて下さい。
頭が悪いと思われる髪型
もう一つ、頭が悪いと思われる外見についてなんだけど、髪型によって、人が判断する印象というのはかなり決まっているということもわかっています。
これはイェール大学の研究ですが、約200人の被験者に対し、髪型が違う複数の人の写真を一人ずつ見せて、どんなイメージを持つかをすぐに判断してもらうという実験を行っています。
そして、この結果、女性の場合は、
ショートカット → コミュ力が高そう
ミディアムヘア(顎から肩につかないくらい) → 頭が良さそう
という印象を与えるという結果はあったものの、「頭が悪そう」というイメージを与える髪型はなかったので女性は髪型をあまり気にしなくてよさげ。
ただ、男性の場合、
「長髪だと頭が悪い男だと思われやすい」
という特徴がでたんです。ちなみに、
・短髪だと自信がある、悪く言えば自己中に見える
・七三分けだと頭が良さそうだと思われやすい
という結果でした。
ということがわかったんです。
ともかく、「頭が悪い男だと思われたくなければ、長髪はやめておけ」っていうのが統計的な答えですね。
そして、頭が良さそうに見せたいなら七三分けにして前髪を流す感じにすると良さげ。
まとめ
ということで、今回の内容をまとめると
・人は一度思い込むと相手の印象を変えられない。「頭が悪い」と判断されないことはかなり重要。
・頭が悪いと思われるポイントは「目」にあり。しっかり睡眠をとり、不健康さや不機嫌な表情がでないように注意する。
・上手く寝られない人はサプリも使ってみる!
・頭が悪い男だと思われがちな髪型は長髪。知性アピールしたいなら、前髪は流すような髪型に。
やっぱり一番避けたいのは、睡眠不足です。疲れた顔や重そうなまぶたは頭が悪いと思われるだけじゃなく、実際に脳の機能も下がり頭も悪くなるので睡眠って本当に大事。
僕も時間がもったいないからといって、睡眠時間を短くしまくっていた時期もありましたが、結局起きている時間の生産性がガクンと下がっていることに気づきやめました。
それに、睡眠の質を上げていけば長時間寝なくてもでも自然にすっきり起きれるようになるので、睡眠の質を下げないことを意識しています。
今回紹介したサプリなども使って、睡眠の質を高めてみてください。すっきり起きれて集中力が上がるっていう変化が実感できるとそれだけで楽しいですよ。
また、今回は「頭が悪い人だと思われない」方法についてでしたが、やっぱり外見的にどう思われるかだけじゃなくて、実際の能力を高めることが一番本質的です。
そのためにおすすめなのが、記憶術の活用。
記憶術を活用できるようになれば、自分の能力自体が向上して勉強や仕事も楽にこなせるようになるし、確実に頭が良い、有能だと思われやすくなります。
僕も、記憶術を初めてから自信がついて表情も変わったと言われることが多くなりました。記憶術を始めたきっかけなどは下のおすすめ記事でも紹介しているので是非読んでみて下さい。
ではまた!
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