芸術の天才の特徴が判明!統計からわかった天才を見抜く特徴を徹底解説

芸術の天才の特徴

こんにちは、笹木です。

今回は天才な芸術家に共通する特徴について。

世の中には凡人がどれだけ努力しても及ばない、ずば抜けた才能を持つ「天才」と呼ばれる人たちは一定数います。

特に、芸術的な才能となると、もう凡人の努力しても天才には及ばない。

ただ、天才でもその才能を見抜くということも同じくらい重要です。才能に気づかずなければ宝の持ち腐れだし、子供や友人の才能に気づけたら、人を幸せにできるかもしれない。

とはいえ、凡人と天才ってもちろん外見だけじゃわからないし、一体どんな分野に天才的な才能を発揮するかもわからないですよね。でも実は、芸術の天才はある共通する特徴を持っていることが多くの研究からわかったんです。

これがわかれば、「もしかして自分、芸術的な才能があるかも!」とか、

「こいつ、もしかして芸術の天才かも??」

と気づけてすまう。そんな、ある特徴から自分や人の才能を見抜け方法を今回は紹介していきます。

芸術の天才に必要な素質

ここでいう天才とは普通では思いつかない答えを見つけ出したり、考えつかないアイディアを思いついてしまう人たちのこと。

こういう天才に必要なのは、「創造性」という、クリエイティブな能力です。芸術の分野なんかだと特に重要。

そもそも人間の性格は、

  • 誠実性
  • 外向性
  • 開放性
  • 神経症的傾向
  • 協調性

の5つの要素からなると現代の科学では分析されています。このうち、ひらめきやアイディアなどに必要なのは、「開放性」。開放性が高い人はクリエイティブで発想力が高く、芸術の天才というのは「開放性」が特に優れているんですね。

つまり、創造性がずば抜けてるのがアーティストや芸術の分野に多い天才たちの特徴。

芸術の天才と言っても、美術的な分野だけじゃなく、面白い小説を書くための文才だったり、音楽の天才だったり、その分野はいろいろ。芸術というと何となく画家や彫刻家というイメージを持たれるかもしれないけど、分野に限らず、発想力が高い天才には、クリエイティブな能力「創造性」が重要なんですね。

 

天才の特徴的な行動パターンは?

まず、天才の特徴をつかむために、天才に特有の習慣や行動があるんじゃないのか?というのが気になるところ。

実は芸術の天才たちに共通する行動パターンの特徴については分析されているんです。その参考になるのがこちらの本で、で色んな天才たちの1日の行動パターンをまとめて分析した本があるんですね。

「Daily Rituals」って本なんだけど、歴史上の天才、芸術家たちの1日の行動がわかるんですね。

この本からの引用で、芸術の天才達の1日がこのサイトにもまとめてあるので、良かったらみてみてください。

対象となっている天才は、村上春樹、カフカ、ダーウィン、ミルトン、カント、チャイコフスキー名だたる天才や芸術家たち。

で、この結果何がわかったのかというと、

「天才に共通した行動的な特徴はない!」

っというちょっと意外な結果になったんです。起床時間や睡眠時間もバラバラだし、天才たちが自分の作業に打ち込んでる時間帯もバラバラ。

つまり、よくいう「天才なら夜型!」とかそういう傾向はなく、どんなスタイルの生活でも天才的な結果を残してきた芸術家や偉人はいたわけですね。睡眠時間や仕事の時間帯などの特徴だけでは天才を決めれないんですね。

「天才に特有の習慣」みたいなものはなかったわけですが、ここまで寝る時間も仕事の時間も好き放題にやってるというのは自分のスタイルを貫いてる感じがして、天才っぽいですよね。とはいえ、天才の特徴がないわけではなく、より内面的な部分が天才の特徴のポイントだったんです。

天才の特徴:芸術の天才が嫌うもの

天才の習慣や睡眠タイプはなかったわけですが、次にフォーカスするのが、天才の性格的な特徴について。実は、この天才の内面的な部分こそが、芸術の天才の特徴でもあったんです。

結論から言うと、芸術の天才のような人には、
「雑音を嫌う」という特徴があることがわかりました。

これを調査したのがノースウェスタン大学で行われた研究。

100人の被験者に、創造性を測定するテストを実施し、その後に、被験者の雑音に対する強さを測るテストを調べたんです。

つまり、クリエイティブな能力と、音などの刺激に対する強さの関係を調べたんですね。

その結果、芸術の天才などに必要不可欠な、クリエイティブな能力が高い人ほど、雑音などの刺激に弱かったことがわかったんです。

創造的な能力が高い芸術タイプの天才は、音などの余計な刺激を無視できず、注意力が分散しがち。
でもその分意識があっちこっちに分散するので、常識破りな発想ができたりするんだ、と考えられています。

実際、作曲家のワーグナーや小説家のカフカ、進化論のダーウィン、作家のゲーテなど多くの芸術家や天才たちも、極端に雑音を嫌い、静かな環境を好んだことがわかっています。

また、ADHDなどで集中力が低いと言われている人は、クリエイティブな能力が高いという結果がでている研究もあり、「落ち着きがない」というのは芸術の天才にありがちな特徴なんですね。

芸術の天才とメンタルの特徴

天才といえば「天才が故に孤独」というちょっと暗めなイメージがあったりしますが、実際天才のメンタル的な特徴は?という問題。

実際そのイメージは正解で、「芸術的な能力が高い人ほど、鬱になりやすい」傾向があることが明らかになっているんです。

こちらはオールバニー州立大学が調べた研究では、美術大の生徒や小説家、音楽家、その他斬新なアイディアが求められる職業の人たちを集め、メンタルととの関係を調べ上げたんですね。

その結果、やはり芸術の能力が高い人ほど、鬱になりやすい傾向が見られたんです。

そして、芸術の天才がよくなりやすいのが、双極性障害とうつ病。

双極性障害っていうのはずーっと落ち込んでいるわけじゃなく、テンションが高くなったり、逆にすごく落ち込んじゃったりっていう、両極端の状態を行ったり来たりする症状の病気。

こういった特徴が芸術家に多く見られたわけですが、かといって、鬱っぽくなると芸術的な才能が開花するわけではなくて、あくまで芸術の天才はこういった症状を発症しやすいよ、ってことです。

確かに、アーティストの人でも病んでしまったりする人って多いなー、と個人的には思うので、芸術の天才の特徴の1つではあるんだろうなと思います。

芸術の天才の特徴:まとめ

・天才的な芸術の才能にはクリエイティブな能力が不可欠。

・天才に特徴的な行動パターンはない。

・芸術の天才は音などの刺激に敏感。集中力が持続しにくく、分散しがち。

・芸術の天才はうつ病や双極性障害などのメンタルの病気にかかりやすい傾向にある。

 

芸術の天才は精神が病みやすかったり、集中力が持続しにくかったり、音に弱かったり、ということが統計的に明らかになったわけですが、こうしてみると、一般的な社会に適応するのが大変そうな特徴でもあります。

逆に、こうした特徴が自分にあって、生きづらさを感じてるようなタイプの人は、無理に周りと同じような仕事や生活スタイルに合わせようとしないほうがいいのかもしれないですね。

発想力を使うような仕事が向いている可能性が高いし、芸術の分野の天才かもしれない。

苦手なことやコンプレックスは、裏を返せば武器になります。

今回は芸術の天才について紹介してみましたが、どんな分野にせよ、自分の才能を見つけるのって難しいと感じる人もいるんじゃないかと思います。

僕自身、自分の強みはなんだろう、とか自分には何の才能もないと落ち込むことも多かったですが、今ではそんなことで悩む必要は全くなかったなと思っています。

というのも、後天的に伸ばせる能力ってたくさんあるんだと思えるようになったからです。

そんなふうに思えるようになった大きなきっかけが記憶術で、記憶力なんて得意どころか、一番苦手なものだったのに、今では勉強や仕事など色んなことに応用できてとても人生が楽になったし、一番の強みになっています。

もちろん、自分の強みや才能を活かせるのなら楽だけど、別にそうじゃなくても、正しい方法や知識を知って戦略的に周りと差をつけていくことが大切です。

そのためにも、このブログを通じて役に立つ知識や方法を発信していけたらなと思っているので、紹介している内容が参考になれば嬉しいです!

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