記憶力を生かす仕事とは? 記憶力があると有利な職種,仕事で生かす方法まとめ

こんにちは、笹木です。

今回は、記憶力を生かす仕事についてです。

今まで色々な記事で
記憶力を伸ばす方法について紹介してきました。

記憶力は仕事をするうえでも、
仕事に就くときにも武器になります。
僕自身、記憶力が仕事で大いにに役立っているなと実感しています。

では「記憶力」を生かすとどんな仕事に向いていたり、
仕事でどのように生きてくるのか。

そこで、記憶力があることで有利になる職種
実際に仕事で生かす方法をまとめました。

記憶力があると有利な仕事、就きやすい仕事

接客業

営業や接客業、サービス業などは記憶力を存分に生かすことができます。
なぜなら、お客さんの顔と名前はもちろん、
趣味や近況などの情報を記憶しているか知らないかでは、
信頼関係が雲泥の差となるからです。

実際に、ホテルマンとして働いていた、ニューヨークのある男性は、
客の名前と顔を覚えるという特技を持っていたために、
その能力だけで5つのホテルから支配人のオファーが来たそうです。

相手についての情報を覚えるのに自信があるという人は、
接客業は向いている仕事といえます。

宅建士

記憶力があると、比較的なりやすいのが宅健士。

宅建士とは、「宅地建物取引士」の略で不動産の取引をする専門家です。
宅建士になるためには、宅健試験を受験する必要があり、
この試験には毎年20万人以上が受験しています。

試験に合格し、宅建士になることで、
重要事項の説明や重要事項説明書の押印、記銘など
資格を有していないとできない独占業務を行うことができます。

この試験は暗記要素の多い資格試験で、
過去問の類題や、暗記していれば解ける問題も多く出題されます。

法律上、不動産業の事務所には、
従業員5人につき1人以上」の割合で宅健士の設置が義務付けられています。
さらに、不動産は銀行などで融資を行う際に担保となるため、
不動産業界、建築業界だけでなく金融業界でも宅健士は求められています。

このような背景から、宅建士のニーズは非常に高いので
「とにかく記憶力を生かして仕事に就きたい」
という方にはおすすめです。

社会保険労務士

社会保険労務士(社労士)も、試験に合格することで業務を行うことができます。
社労士とは、社会保険や労務管理の専門家で、業務内容は大きく

 ・就業規則などの書類作成、書類手続きの代行業務
 ・コンサルティング

に分けられます。

一つ目の就業規則や社会保険の手続きなどの書類の作成は独占業務とされ、
法律上、社労士にしかできない業務となっています。

二つ目のコンサルティング業務は、労働管理など労働に関する法律に
基づいて、社会保険に関する相談に応じたり、指導するといった業務です。

社労士の試験は難関とされていますが、記憶力に自信があればかなり有利です。

同様に難関と言われている行政書士の試験と比較しても、
社労士の試験科目には難易度の高い「民法」がないうえ、
「知っているか、知らないか」の知識の有無に左右される問題が多く
丸暗記が得意な方に向いています。

また、試験の内容は業務に直接結びつくものなので
合格し、社労士になった後も記憶した知識を仕事に生かすことができます。

衛生管理者

衛生管理者というのは、職場で衛生状態や安全管理をする仕事です。
従業員の健康管理や、労働衛生教育の実施、
作業環境の調査、改善などが主な業務です。

そして、従業員が50人以上いる職場では、
衛生管理者を選任しなければいけないと定められています。

衛生管理者の業務は専門的な知識を必要とするため、
国家試験に合格した有資格者のみが衛生管理者として
業務を行うことができます。

しかし、試験の難易度はかなりやさしいです。
直近3年間の合格率は、次のようになっています。

   ■2017年度
     第一種衛生管理者 45.0% 
     第二種衛生管理者 54.9% 

   ■2016年度
     第一種衛生管理者 45.5% 
     第二種衛生管理者 55.5% 

   ■2015年度
     第一種衛生管理者 55.5% 
     第二種衛生管理者 66.0% 

         (財団法人安全衛生技術試験協会HPより)

なんと、半数近くの受験者が合格しているのです。

ちなみに、衛生管理者の資格には、第一種と第二種があり、
第一種はすべての業種に対応できるのに対し、
第二種は対応できるのが、
情報通信、金融、保険、小売など一部の業種に制限されます。

国家試験は、合格率数%の試験も多いなか、
この合格率はかなり合格しやすい試験だといえます。

問題も基本的な事項を暗記し、過去問を演習しておけば
合格は難しくありません。
暗記が得意であれば簡単だと思います。

最近では、コンプライアンスが重要視されていますが、
有資格者は足りていない状況です。

会社によっては資格手当がついたり、転職にも有利に働くので、
「暗記力を生かして手っ取り早く仕事に有利な資格を」
と思っている方はチャレンジしてみて下さい。

 

今の仕事に記憶力を生かすには?

ここまで、記憶力があると就きやすい仕事や、
記憶力を生かせる仕事を紹介してきましたが、

現在の仕事を変えたくない方や、
明確にやりたい仕事が決まっている方もいると思います。

しかし、記憶力はどんな仕事に生かすことはできます。

会話から些細な情報を記憶する

何気ない会話から得た些細な情報でも、
それを記憶し、次の会話でフォローするだけで
相手の自分に対するイメージも変わってきます。

例えば、お客さんや上司との会話で「今度旅行に行く」
という情報を相手が話したとしたら、

次会ったときには必ず、
「この間の旅行はどうでした?」
と自分からその話題を持ち出し、フォローを入れる。

こうすることで、
相手は「自分に興味を持ってくれていたんだ」
と自然と感じてくれるので、距離を縮めるのにはとても有効です。

また、相手の家族構成や誕生日も記憶しておくと、
相手の心も動かしやすいです。

例えば、上司の家族の誕生日を記憶しておいて、
相手の子供の誕生日には、子供のためのプレゼントを上司に渡す。

上司への誕生日プレゼントを渡す人はいても、
家族のことまで記憶してプレゼントする人は多くないし、
相手にはそれだけ「自分のことを考えてくれている」
と確実に感じてもらえます。

相手との会話から、子供がハマっているものなどを
聞き出し、記憶できているとさらに効果的です。

相手の名前と顔を覚える

接客業の部分でも書きましたが、
やはり「名前と顔を覚えておく」というのは
接客業に限らず、強みになります。

一度しか名刺交換していない相手と久しぶりに会ったときも、
当然のように名前を覚えておくと、相手に好印象を与えられます。

仕事で交渉をする場合でも、
相手と親密度が高いほど、有利な状況に持っていきやすいです。

もちろん、交渉相手に限らず、社内の人間関係でも同じです。
仕事をするうえで、味方が多いというのはとても重要な要素であり、
相手について記憶しておくというのは、
小さなことに見えて、とても大きな武器になるのです。

 

まとめ

ここまで、記憶力を生かしやすい仕事、
記憶力があると仕事に就くうえで有利にはたらく職種として、
接客業、宅建士、社会保険労務士、衛生管理者
などをあげてきました。

また、記憶力を仕事に生かす手段としては、

・相手の些細な情報でも記憶し、それを生かして相手の心を動かす。
・初対面のときから、顔と名前だけでも記憶する

といった方法を紹介しました。

しかし、今回紹介した職種に限らず、
どんな仕事でも記憶力というのは生かすことができます。

自分の仕事の専門的な知識を記憶する力、
相手の話を論理的に理解し、記憶する力というのは必要不可欠ですし、
仕事で新たな知識を吸収し、成長するうえでも記憶力は必要です。

資格試験でも、丸暗記ではなく、
論理を使った、本当の意味での記憶力を持っていれば
今回紹介したものに限らずどんな試験にも応用できます。

記憶力というのは、誰もが持てる能力であり、
応用範囲がずば抜けて広い能力です。

にも関わらず、ほとんどの人が正しい記憶の方法や
記憶力を持っていないのが現実です。

それ故、正しい方法を知り、記憶力を持っているだけで
人と差をつけることができるし、人生の質もあがります。

僕自身、記憶力には全く自信のない人間で、
暗記は苦手だし、勉強も嫌いでした。

しかし、あるとき正しい記憶の方法を知ったことで
それまで苦労していた多くのことが一気に楽になり、
ずっと感じていた劣等感にも悩まされなくなりました。

仕事で必要な資格試験も、以前とは比較にならないほど
短時間で合格できるようになりましたし、
それまで残業続きだった仕事の生産性も上がりました。

僕が本当の意味で記憶力を知り、大きく変われた話は、
こちらで詳しく書いているので是非読んでみて下さい。

胡散臭い記憶術を知って人生激変した落ちこぼれの物語

真の記憶力は汎用性が高く、
仕事に限らず様々なところで生きてきます。

記憶力を武器にするならどんな仕事か、
どうやって今の仕事で記憶力を生かすかを考えている人は、
今回の紹介した内容を参考にしてもらえたら嬉しいです。

 

 

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