亜鉛で記憶力の低下,抜け毛を防ぐ!あらゆる病気を防ぐ亜鉛のベストな摂り方とは?

亜鉛で記憶力アップ

こんにちは、笹木です。

今回は、亜鉛で記憶力アップする方法について。

記憶力に自信がない人や、記憶力の低下が気になる人で意外に多いのが
「亜鉛が足りていない」という可能性。

今までも、記憶力を上げる食べ物飲み物、サプリなどについては紹介してきましたが、

今回は現代人が特に不足しがちだけど、記憶力やその他にもメリットが多い亜鉛と、
効率よく亜鉛をとれる食べ物について解説していきます。

亜鉛が記憶力に効く理由

そもそも、なぜ亜鉛が記憶量に効果があるのか?

結論から言うと、亜鉛には脳の神経物質を助ける働きがあるからです。

理由は、記憶のメカニズムを考えてみるととてもわかりやすいです。記憶力というのは、脳内の「神経伝達物質」の働きによってかなり左右されます。

たとえば本を読んだ時。

インプットした本の内容が知識として記憶されるかどうかは、神経伝達物質の活動にも左右されます。神経伝達物質がきちんと働けばよく頭に残るし、逆に働きが鈍っているとなかなか記憶に残らず、何回読んでも頭に入らなかったり。

記憶力は、「神経伝達物質が活発に働いてくれるか」というのがとても重要なんですね。

で、「じゃあ亜鉛はどこで役立つの?」という話ですが、実は亜鉛には、「BDNF」という、神経伝達物質の働きを促進させる成分がたくさん含まれているんです。

以前紹介した記憶力を上げる食べ物も、このBDNFが多いものになっています。

また、このBDNFは運動でも増えることがわかっています。記憶力に重要なBDNFを効率よく増やす運動方法については以前の記事でも紹介しているので、是非読んでみて下さい。

ということでBDNFが豊富な亜鉛を十分にとることは、記憶力アップにも重要。なんだけど、

亜鉛って実はストレスで消費されてしまう成分で、
ストレスフルな現代社会では亜鉛不足にとてもなりやすいんです。

しかも、亜鉛不足ってなかなか自覚がないのが恐ろしいところ。

亜鉛が足りていないと記憶力に限らず、体の色んな部分に悪影響を与えます。

「何か不調だな…」って場合は亜鉛不足をまず疑ってみましょう。

 

記憶力低下だけじゃない、亜鉛不足が起こす障害

亜鉛の不足は、記憶力を下げるだけじゃない。

例えば、一番有名なのは味覚障害です。

味を感じ取る細胞というのは、本来短い周期で生まれ変わっています。そして、この細胞が生まれ変わるためのエネルギーとして必要になるのが、亜鉛。なので、亜鉛が不足してしまうと新しい細胞が生まれず、味を感じられなくなったり、味を薄く感じてしまたりするんです。

ただ、亜鉛の必要摂取量というのはものすごく微量なんです。それでも、亜鉛が足りなくなると味覚という大きな不具合が起きるくらい、亜鉛は人間にとって相当重要な栄養素なんですね。

他にも、髪が抜けやすくなったり、肌のハリやツヤがなくなったり、傷の治りも遅くなります。

記憶力や脳に関することもそうだけど、体にもこんなに影響がでるなんて、亜鉛不足って怖いなと改めて感じます。

 

亜鉛不足は記憶力だけでなく精神にもダメージ

さらに、亜鉛不足が怖いのが、記憶力や肉体だけじゃなく、メンタルにもダメージを与えるところ

亜鉛に豊富なBDNFが不足していると、うつ病も発症しやすくなることがわかっています。これは、亜鉛には脳の細胞が死ぬのを防いでくれる働きがあるためです。

また、妄想や幻覚が見えたりする統合失調症にかかると、体内の亜鉛が半分にも減少するという結果もでています。

体内の亜鉛ってストレスを受けるほど消費してしまうので、ネガティブな人ほど亜鉛不足になりやすいんです。精神的にも疲労がたまっている人は、亜鉛不足に要注意です。

亜鉛が不足すると記憶力以外にも不具合が起きるうえ、ストレスでも亜鉛は減っていく。なかなか大変だけど、亜鉛が足りなくなる要因はこの他にもあります。

亜鉛は体内で作れない?ならば食事から

亜鉛は記憶力だけじゃなく色んな部分に影響を与える上、ストレスがあると体内の亜鉛量はどんどん減ってしまう。

これだけでも、亜鉛不足には注意しなきゃいけないと感じさせられますが、さらに亜鉛不足になりやすい理由として、「亜鉛は体内で作ることができない」ということがあります。

亜鉛って必要な量はとても少ないんだけど、体内で生成できないというのが厄介です。そのくせ、メンタルが疲れると亜鉛はどんどん減っていく。対策としては、食べ物から効率良く体内に取り込むしかないんです。

しかも、体内に貯めておくこともできません。

亜鉛には貯蔵庫のようなものが存在せず、摂取しても体から出ていってしまうんですね。

ということで毎日「食事」で亜鉛を摂取することが重要。

とはいっても、現代人にとって亜鉛はかなり摂取しづらい環境に置かれています。

ジャンクフードや加工食品ばかりの食生活は亜鉛不足以前に、脳の機能を低下させるのでもちろんNGだけど、亜鉛が豊富な食品を知っておくことが大切です。

記憶力に効く亜鉛が多い食品とは

では、亜鉛を効率よく摂るためにどんな食品を食べればいいのか。

どんなものを食べればいいの?」という方へ、亜鉛を多く含む食材をご紹介します。

亜鉛を多く含む食材は、主に肉類や魚類などの動物性タンパク質を含んだもの。豚レバーや卵の黄身、たらこやうなぎなどが亜鉛を多く含んでいます。実際に、味覚障害の治療でも、肉や魚を中心とした食事療法がよく使われています。

中でも群を抜いて亜鉛を多く含む食材は「牡蠣」です。これは結構有名ですね。レバーやたらこと比べても、牡蠣の亜鉛含有量は段違い。それぞれ100gあたりの亜鉛含有量を見たときに、豚レバーは6.9mg、たらこは3.1mgです。

それに対して牡蠣はなんと100gあたり13.2mgも含まれています!

亜鉛含有量は全食材の中で2番目に多い豚レバーと比べても、牡蠣は豚レバーのの2倍です。「亜鉛といえば牡蠣」というイメージは正しかったんですね。

記憶力の低下など、亜鉛不足が気になる人は、これらの食品を中心に食べてみてください!

ただ、気をつけてほしいのが「亜鉛は食品から摂る」ということ。

最近はサプリで摂取する人もいるかもしれないけど、亜鉛の摂りすぎにも注意が必要なんです。

サプリから亜鉛を摂取しようとすると、過剰摂取になりやすくなります。過剰にとると、鉄分など他の成分が摂取できなくなり貧血になったり、中毒症状を引き起こす可能性もあります。亜鉛を過剰に摂りすぎないためにも、食品からとるのがおすすめです。

 

記憶力低下を防ぐ亜鉛:まとめ

記憶力やメンタル、様々な病気に関係してくる亜鉛ですが、今回の内容をまとめると、

・記憶力は脳の中の神経伝達物質の働きによって左右される

・亜鉛はその伝達物質の働きを促進させる物質(BDNF)があり、記憶力に重要

・亜鉛は記憶力低下だけじゃなく、精神病や味覚障害など色んな病気を引き起こす!

・ストレスや精神が疲れると、体内の亜鉛もどんどん少なくなる

・亜鉛は体内で作ることができずないので、食事から取り込む必要がある

・亜鉛は肉や魚などから摂取でき、特に牡蠣が一番多い!

・亜鉛の過剰摂取は危険なのでサプリよりは食事からがおすすめ

 

記憶力だけじゃなく、色んなことに関係してくる亜鉛。摂りすぎてはいけないですが、自覚せずに亜鉛不足になりがちなので注意しましょう。特にストレスが多い人、ネガティブな人は注意が必要です。

僕は最食生活に気をつけるようになってから、かなり精神的にも前向きに楽しくなったかなと思います。

また、記憶力に関しては脳に必要な栄養をとるのも大切だけど、「賢い方法で覚える」ということが何より重要だと思っています。僕は記憶術というテクニックを習得してからは、色んな分野の勉強や仕事、私生活あらゆる方向で応用できて自分のできることが格段に広がりました。

やっぱり正しい知識を知って、実践していくのに尽きると思うので、これからも色んな知識、情報を吸収して発信していけたらと思います!

 

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