努力で天才に勝つ方法について科学的に判明! 凡人が成功するためにすべき事とは?

努力で天才に勝つ方法

こんにちは、笹木です。

今回は凡人が努力で天才に勝つことって可能なのか?ということについて。

「努力は人を裏切らない」なんてよく言うけど、実際のところどうなのか?

「そんなの才能が合った人が言っても、説得力なくないか?」って思う人も多いんじゃないかと思います。

ただ、実はこの「努力で天才に勝つこと」については、科学的に検証されているんです。

今回は科学的に明らかになった、天才に勝つための努力ついての真実と、凡人が成功する科学的方法を解説していきます。

物議をかもした「努力で天才に勝てる」説

そもそも、「めちゃくちゃ努力すれば、天才に勝つことは可能だ!」ということは心理学的に主張されていたんです。

それが、「1万時間の法則」というもの。

これは心理学者のエリクソンという人の研究から生まれた法則で、

どんな分野でも1時間努力すれば、天才に勝つレベルまで到達できるよ!」という法則だったんです。

これがきっかけで「努力で人に勝つことは可能だ」ということが広まりつつあったんだけど、実はこの法則、最近になって別の研究から否定されてしまったんです。

それが、ミシガン州立大学大学で行われた研究です。

ミシガン州立大学大学は、この「1万時間の努力で天才に勝てる」という結論を疑い、その元になったエリクソンさんの研究のデータを調査しなおしたんです。その結果、たくさんのデータの不備が見つかってしまったんですね。

チェスのプロやプロの音楽家など色んな天才達を調べなおしたところ、「練習と結果の結びつき方」は人によってかなりバラバラ。

天才が簡単にできることでも、凡人はいくら努力しても達成できないケースがいくつも見つかったり、「1万時間の努力で天才に勝てる」というのは明らかに無理があったんですね。

そもそも、この法則の言い出しっぺであるエリクソンさんは、天才というレベルの人を調べられていなかったことまでわかってしまったんです。

ともかく、結論としては、

いくら練習を積んでも、それだけで天才に勝てるわけじゃない」という、ちょっと夢のない現実的な結論になっています。

ただ、それだけでこの話は終わらなくて、「どんな分野の努力だったら、報われやすいのか、勝ちやすいのか」ということまでわかってしまったんです。

 

努力で天才に勝てる分野

そして、別の研究では「努力が報われる度合いは、分野によっても異なる」ということもかなりハッキリとわかってきました。この研究では、努力がその分野の成功のどのくらいの割合なのか?ってことを調べた研究なんだけど、
努力のウエイトが高い分野を順番に並べると、

1位 ゲーム
2位 音楽
3位 運動
4位 勉強
5位 専門職

というちょっと意外な結果に。

勉強よりも音楽やゲームの方が、努力で天才に勝てる(近づく)可能性としては高い、というのは驚き。

といっても、1位のゲームですら、努力が全体に占める割合は26%という結果となっています。でも確かに、勉強が天才的にできるヤツって、本当に努力しなくても出来ちゃってる感じだったなあと思い出します。

この結果からよくわかるのは、「努力は必ず報われる」と思うことって危険だということ。自分の努力を信じすぎていると、挫折したときに「あんなに努力したのに…」と立ち直れなくなるし、努力を努力と思わないくらいに、ゲーム感覚で楽しむのが一番です。

ちなみに、3位の運動(スポーツ)は努力の割合が18%なんだけど、他の成功に必要な要素としては、体型やケガのしにくさ、本番での強さなどの性格も大きく関係してくるので、プロの世界になるほど、才能、素質の割合が高くなってくるんだという結果となっています。

スポーツとかになると、いくら実力があってもプレッシャーに弱かったりしたら実力がだせないし、天才と呼ばれるような人たちは性格的にもカリスマ性があったり、技術だけじゃない要素も重要になってくるんですね。

 

天才を前にしたら努力はムダ?

こういう結果がでてきてしまうと、結局努力しても無意味なのね、、とやる気がなくなるかもしれないけど、そういうことでは決してない。

確かに、天才を前に、努力だけで勝つというのは無謀かもしれない。

けど、この研究でも「どんな分野をどんな人がやろうと、努力でスキルが上達することは間違いない。努力や練習が無駄だということでは決してない。」としっかりと言っています。

努力っていうのは上達には欠かせない要素であって、努力が成長に関係ないってことでは決してない。ただ、努力の量と結果の関係は個人差があるし、努力というのは、成功に必要な要素の1つでしかない。だから、「努力だけで天才に勝つ」というのは厳しいよねっていう話です。

「人に勝つため」と思って努力していると、結果がでないと苦しくなる。
そうではなく、「自分のために努力する」という意識が大事です。

「昨日できなかったことが今日はできた!」「ちょっとずつだけど前進している!」という成長を実感できると楽しいし、そのための努力は最高のモチベーションになります。

 

努力と天才に関するまとめ

・努力の量だけで必ず結果につながる(勝てる)わけではない。

・努力の量が、比較的結果に反映されやすいのは「ゲーム」。

・努力は、成功に必要な要素の1つに過ぎない。
 天才のスポーツ選手などは、努力だけじゃなく性格や体格など色んな要素が必要。

・とはいっても、努力は個人のスキル上達には必要不可欠。

・努力は自分の成長のために行う意識を持つ

努力だけで天才に勝つのは無理!ていう結論になっていますが、そもそも、ここでいってる天才って世の中の上位0.5%くらいの一握りの人たちのこと。

オリンピックで金メダルをとるとか、世界のトップを目指すとかじゃなけでば、別に問題もない話だとも思います。

むしろ、たいていのことはそこそこの努力だけで勝っていくことができる。大事なのは、正しい方法でいかに報われやすい努力をすることだと思っています。

僕自信、少し前までは、
“頑張っているのに結果がでない” →” 自分は生まれつきダメな人間なんだ”

という思考回路で生きていました。

ただ、僕の場合は記憶術を始めたことがきっかけで、やった分だけ結果がついてくる楽しさを知り、それまでの価値観がかなり変わりました。面白いほど自分の能力が上がっていくのは快感だったし、「正しい方法を知る」ということがいかに重要なのかを実感しました。

だからこそ、僕はより効率よく成長するために使える情報や方法を発信してけたらなと思っています。

このブログの内容が人生で少しでも役に立ったら嬉しいです!

 

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