勉強の環境は自宅でつくれ!家でも誘惑に負けず集中できる唯一の方法とは?

勉強環境を自宅作る方法

こんにちは、笹木です。

今回は最強な勉強の環境を自宅でつくる方法について。

せっかく勉強をしたいモチベーションがあっても、「自宅の勉強環境だとなかなか集中しづらい」という人も多いかと思います。

僕自身、以前までは自宅の環境では絶対勉強できなくて、カフェで勉強したりしていました。

自宅って誘惑も多いし勉強に適さない環境だと思われがち。
だけど実は、少し工夫するだけで自宅は「最強の勉強環境」になります。僕もあれほど「自宅で勉強は無理」というタイプでしたが、今では自宅が一番捗る環境になりました。

工夫次第で、どこよりも勉強の最適な環境になる自宅。

他の場所と違ってお金もかからないし、移動する時間や準備も不要です。

何より、勉強に最適な環境を作り出せるってことが一番大きい。

今回は勉強が捗りまくる環境を自宅でつくる方法を解説していきます。

自宅の勉強環境でまずすべきこと

勉強の環境で自宅が向いていないことが多い原因は、誘惑が多かったりするため気が散りやすく、集中力が続かないというのが一番大きい。

そこで、まず勉強の環境として自宅を採用する場合にやってほしいことが、自宅の机の上や部屋をシンプルにすること

なぜなら、視界に入るものは無意識領域まで入り込むので、色んなものが散らかっているだけで集中力は低下するからです。ましてや漫画やゲームが机の上にあったらすぐ手に取れてしまうので、最悪な勉強環境。

僕は定期的に部屋の片付けがてら、「これいらないかな」と感じたら片っ端から捨てるということをたまにやります。
売れそうなものであれば友達に上げて、捨てられるものであれば捨てて。

こうすることで視界に入るものが減ったので、目の前の勉強により集中できるようになりました。

捨てるか判断に迷うものも「なくても死ぬわけじゃないし」と大胆に捨ててるけど、本気で後悔したモノってなくて、要らないものって多かったんだなって実感。なかなか捨てられない人は「ちょっと迷ったら捨てる」を意識するのがおすすめです。絶対捨てたくないものってそもそも迷わないですしね。

とはいっても、この捨てる作業も面倒っちゃ面倒だし、「断捨離してる暇もない!」って人は、机の上にある不要なものだけでも、一旦段ボールなどに退避させてください。勉強の集中力を上げるためには、とにかく「視界に入るものが散らかっていない状態」をつくることが大切です。

勉強に限らず、普段の生活からすっきりとした気分でいられるのでかなりおすすめです。

集中できる勉強の環境には自然を活用!

勉強の環境は「なるべくモノをなくす」ことが大事だけど、逆に集中力を上げるものとしては小さい観葉植物がおすすめ。
視界に少し自然なものがあるだけで集中力が最適化されることがわかっているんです。

最近では集中力に一番効果のある環境は「自然」だ!という研究結果がたくさんでてきて、かなり注目されています。

「ちょっと疲れたな…」
と思ったら緑のある公園を歩いたり、日頃から自然に触れることは勉強の効率を上げるためにかなり効果的です。

自然を活用して勉強の環境を最適化しましょう!

自宅の勉強環境に悪影響な音とは?

そして、勉強にベストな環境を自宅で作る場合にかなり重要になるが「音」です。

BGMや周囲の音はどうするのが最も良い方法なのか。

実は勉強の環境には「音」はとても重要で、集中力と大きく関係していることがわかってきたんです。

それがよくわかる研究が、イギリスのグラスゴー・カレドニアン大学の実験。
この実験では、被験者へ4種類の部屋に入るように指示しました。

それぞれ
・速いテンポのBGMが流れている部屋
・ゆったりとしたBGMが流れている部屋
・話し声や車のエンジン音などの環境音が流れている部屋
・完全無音の部屋

に分かれて、全員に認知テストを実施。

すると「BGMを聴きながらテストを受けた被験者」は、大きく成績がダウン。
なんとテンポが速い部屋ほど頭の働きが鈍くなってしまいという結果になり、脳機能の低下が見られなかったのは「無音の状況でテストを受けた被験者」のみでした。

音があることでどうしても意識がそれてしまい、結果としてパフォーマンスが落ちるんだと報告されています。

僕自身、以前は勉強に集中できると思ってカフェに行ってましたが、集中できるときとできないときの差が激しかったんですよね。カフェに行き始めていたころは新鮮な気持ちで集中できていたんだけど、頻繁に通っているとカフェの環境に慣れて、だんだん周囲のことに気が散るようになってきたんです。

他のお客さんが気になっちゃったり、店内のBGMが気になったり。ぼーっと関係ない考え事をしてしまうことが増えたり。

モチベーションが上がったり、周りに人がいることで集中できたりといったメリットを感じる人もいるかもしれないけど、お金もかかるし、最適な勉強環境というわけではないので、ほどほどに活用するのがおすすめです。

自宅の勉強環境にベストな音

勉強の最適な環境を自宅で作るなら、やはり静かな環境を作ることが一番重要になってきます。

家族がいる場合は「勉強するから静かにしてほしい」と頼んでもいいし、難しい場合、耳栓をしたりノイズキャンセリングのイヤホン、ヘッドホンを活用した勉強法もおすすめ。

勉強が捗るヘッドホンの使い方についてはこちらの記事でも紹介しています。
極限の集中状態に入れるヘッドホン暗記法とは?

ただ、集中して勉強するために「静かな環境」をつくりだすのが難しい場合もあるかと思います。もう一つ集中するために有効な科学的に証明されている方法が「自然音の環境」です。

自然が発する音はBGMなどと真逆で、むしろ注意力が上がることがいくつもの研究から証明されています。
自宅の勉強環境が最強の場所になる理由がこの音の環境を自由につくれるからです。

例えば自然音の効果を調べた実験では、「小川のせせらぐ音やコオロギの鳴き声などの自然音」を5分ほど聴いた被験者はすぐにリラクゼーション反応が起きて集中テストの成績が上がった、という結果が出ました。
さらに自然音は、脳の集中とリラックスのバランスを適正に調節する作用を持っていることもわかったのです。

脳の構造上、集中しすぎると視野が狭くなってしまい、リラックスしすぎると注意力が続かない。
自然音は集中して物事をするのにベストな音なんですね。

勉強中のリラックスと緊張

勉強中のリラックスと緊張が成果を分ける?集中が続きまくる勉強法を解説してみた

2019.05.04

自宅の周りに自然がある環境なら、窓を開けて、自然音を取り入れるのも良いです。
そよ風が吹く春の日なんかは、空気も常に新鮮ですごく気持ちいいし、
自分でもびっくりするぐらい異常な集中力が得られるので、よく使う方法です。

でもいつも外から自然の音に触れられる環境ってなかなかないですよね。
そんな場合でも、YouTubeで自然音のサウンドトラックは色々聞くことができます。

雨のサウンドトラックを流しながら勉強するのも、個人的に好きな自然音。

不思議なことに自然音を聴いていると、勉強しているその世界に吸い込まれるような感覚を覚えます。

「いやいや、音楽ききながら勉強するんだ!」という人も一度騙されたと思って自然音での勉強法、試してみて下さい!

 

自宅の勉強環境の攻略法:まとめ

・部屋や机の上から不要なものを消し、誘惑に負けるきっかけを作らない

・観葉植物で緑をプラスして集中力アップ

・勉強に適した環境の条件の1つは「静かなこと」

・自然音を取り入れることで、集中力が大幅にアップ

長々書きましたが、自宅での勉強の環境で大事なのは、そもそも「誘惑に負けるきっかけ」を排除すること。そして、静かな環境、自然を感じられる環境です。

この「自然に触れる」というのは意識する人は少ないかもしれないけど、実際にやっていみるとその効果を実感できると思います。

また、「自然音と無音の環境どっちがいいんだ?」と迷う人もいるかもしれないけどその場合、集中したい時間で決めて見て下さい。

1時間とか、短時間でガっと集中したいなら無音状態。

1日などの長時間勉強と向き合う必要がある人は、自然音がおすすめ。

無音状態はかなり集中できるけど、その分、何時間も勉強しようとすると疲れを感じることもあるかもしれない。そういう場合は、自然音で適度な集中状態を保って勉強してみて下さい。

ちなみに、なるべく勉強時間を短くした人は、記憶術がおすすめです。

僕は記憶術を活用するようになってから、勉強や仕事の時間を激減させることができました。
記憶術のきっかけなどについてはこちらの記事でも書いているのでよかったら読んでみてください。
胡散臭い記憶術を知って人生激変した落ちこぼれの物語

勉強時間に目が行きがちだけど、勉強をする環境で効率は大きく変わります。
ぜひ自然を取り入れて、自宅を最高の勉強場所にしてみてください。

 

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その理由を以下の記事で公開しています。
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