暗記はヘッドホンを使え!極限の集中状態に入れるヘッドホン暗記法とは?

ヘッドホン暗記法の文字とヘッドホンの画像

こんにちは、笹木です。

今回は、記憶力を上げるヘッドホンの使い方についてです。

勉強中って、音楽を聞く人も多いかもしれないけど、
実は暗記ヘッドホンを効果的に使う方法を知ってると、
頭への残り方は全然変わります。

僕はもともと集中力が全然なかったし、
気づくと関係ないことを考えてたり、
スマホをいじったり、ってことが本当に多かった。

だけど、この方法でかなり勉強の効率が上がったし、
毎回、確実に集中できるようになったから
勉強が辛くなくなりました。

「限られた時間に集中して、気づいたら時間が経ってる」
って感覚を勉強で味わえるのは楽しいし、
何より勉強・暗記のスピードが上がります。

ということで、
今回は、集中力を爆上げし、
効率よく暗記できるヘッドホン暗記法を紹介します。

勉強中のベストな音とは?

人によって勉強するスタイルって違います。

図書館など静かなとこで勉強したい人や、
少しガヤガヤしているカフェなどがいい人、

なかなか集中できないときには、
音楽を聴きながら勉強してみるっていう
習慣がある人も多いかもしれない。

でも、そもそも暗記するときや、勉強するときって
「音」に関してはどんな環境がベストなのか?

この暗記に最適な音については、以前から議論・研究されて、
実は答えも明らかになってるんです。

それが、被験者に4種類の試験を、
色んな「音」の環境で受けてもらうという実験。

具体的には、
・音楽を聴きながら4種類のテスト
・環境音を聞きながら4種類のテスト
・無音の状態で4種類のテスト

を受けてもらった。

で、この結果はどうなったのかというと、
どんなテストを行ったときも、
無音で実施した方が、音楽や環境音よりも良い結果がでていたんです。

勉強するときの環境は、

無音 >> 音楽、環境音

だったわけです。

また、より大規模な別の研究からも、
「音楽を聞きながらの勉強は、記憶力・読解力を下げる」
とてことがはっきりわかったんですね。

なぜこのような結果になったかというと、
音楽だろうが、環境音だろうが、
目の前のことと関係のない音が聞こえると、
集中力が分散してしまう
んですね。

これは「無関連音効果」とも言われています。

なので、意外かもしれないけど、
本気で集中したいとき、暗記したいときは、
無音がベストということは間違いないです。

音楽も勉強に役立つ

でも、
「音楽を聴きながらだと結構集中できるよ!」
という人も多いはず。

僕自身、音楽を聴きながら勉強していたし、
「いやいや、音楽聴かないときより
 明らかに作業すすんでるんだけどなー」

という気がしていました。

実際、音楽が悪いのはなく、
音楽にも力があり、活用することも大事なんです。

音楽が一番の力は、
好きな音楽を聴くと気分が高まり、

ドーパミンがでてポジティブになるってこと。

このため、「やる気」はでてくるんです。

このことは、記憶力を上げる音楽についての記事でも
書いています。

だけど、「音楽を聴きながら」だと、
せっかくドーパミンで集中力が高まっても、
音に意識が分散されるから集中力は低下してしまう。

そこで、勉強中は無音状態をつくることで、
音楽で高まった集中力を最大限活かせるのが、
ヘッドホン暗記法です。

特に、暗記をするときには、高い集中力が必要になるので、
無音状態にするのが大事になります。

ヘッドホン暗記法で集中状態へ

この「ヘッドホン暗記法」、どいういうことかというと、
ヘッドホンのノイズキャンセリング機能を利用します。

これで、超無音状態をつくるんですね。

手順としては、
①好きな音楽を聴いてドーパミンをだす。(5分)
②1曲聴いたら、ヘッドホンのノイズキャンセリング機能を使い、
「無音の環境」をつくり、勉強する。 (25分)

この時間間隔でやると、集中力を保ちながら
作業を進めることができ、音楽を聴いて高まった集中力を
勉強や暗記に最大限活かすことができます。

ノイズキャンセリング機能があれば、
どんなヘッドホン・イヤホンでもいいですが、
僕は、機能重視でソニーのヘッドホンを使ってます。

値段は高いですが、
最高の無音状態をつくりだしてくれるので気に入ってます。


WH-1000XM3B ソニー ノイズキャンセリング機能搭載

直前に音楽を聴いて、ドーパミンがでたところで、
ヘッドホンを使用して無音の世界に入ると、
スイッチが入った感じがして、本当に集中できるんです。

普段よりも明らかに気が散らないし、集中できるので
「時間を無駄にせず、濃い時間を過ごせた!」
という達成感もあり、もはや楽しい。

ちょっとした音でも反応してしまったり、
気がそれてしまう人には是非とも実践してもらいたいです。

長時間なら自然音+ヘッドホン

このヘッドホンを使った無音の状態は、
かなり集中力が高まった状態になります。

これはもちろん長所だけど、
その反面、試験が近く一日中勉強したい人、
長時間勉強しないといけなかったりする人にとっては、
「ずーっと、無音の状態で集中し続けるのはきつい」、
と感じる場合もあるかと思います。

そういうときに試してほしいのが、
ヘッドホンで自然音を聴く方法。
実は自然の音には、
集中力をちょうど良い状態に保つ効果があるんです。

これはサセックス大学の研究で明らかにされていて、
自然音(風や鳥の音とか)と人工音(車の音とか)を被験者に効かせたところ、

・ストレスを感じている人にはリラックス効果があり、
・リラックスし過ぎている人には集中力を高める効果があった

つまり、自然音には、どんな人にとっても
集中力を最適な状態にしてくれる効果があったんです。

やはり、高い集中力を長時間続けるのは限界があるので、
長時間勉強する場合は、自然音で適度な集中状態に保つと取り組みやすいです。

ノイズキャンセリングで自然音を聞くと、
本当に森の中にいるような気分になったりして、かなり気に入ってます。

暗記をするときや短時間の作業などは
高い集中状態を作る、無音の状態がいいけど、
長時間、作業や勉強をし続けないといけないときは、
同じようにヘッドホンを使って自然音を聞く。

状況にあわせてヘッドホンの使い方も変えて
最適な環境で勉強を進めてみて下さい。

まとめ

今回のヘッドホン暗記法をまとめていくと、

・BGMを聞きながら勉強すると、集中力・記憶力が低下する。

・特に暗記は集中力が必要で、無音の状態がよい。

・暗記をしやすくするヘッドホン暗記法は、

 ①好きな音楽を聴く(5分)
 ②ヘッドホンのノイズキャンセリング機能により、
  無音環境をつくり、勉強(25分)

これを1セットとして繰り返す。

・暗記以外の勉強や、長時間の勉強では、
 無音ではなく、自然音でやってみる。

これらの方法を実践すれば、暗記もしやすくなるし、
今まで集中力に悩んでいた人でも
簡単に集中状態をつくることができます。

集中力がないと、暗記にも時間がかかるし、
集中できるようになると、同じ時間でも周りの人の何倍も
学んだことをインプットすることができます。

いかに効率よく知識を学ぶかということは大事だし、
自分の脳に定着した知識というのは、
すぐ思い出せる、忘れない記憶になっている知識のこと。

僕は記憶術と出会ったことにより、
最短で、知識を自分のものにできるようになりました。

これができると、自分だけどんどん知識を吸収していけるし、
周りと明らかに差をつけることができ、自分の自信にもなります。

これについてはこちらの記事で詳しく書いたので、
是非読んでみて下さい↓↓
胡散臭い記憶術を知って人生激変した落ちこぼれの物語

今回のヘッドホン暗記法を使って、
暗記を効率よくできる集中状態を是非体感してみてください!

 

 

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