音読で記憶力はあがる!? 実践したら急に成績が上がった勉強法

こんにちは、笹木です。

今回は、試験や資格を控えてるなら、
絶対やった方がいい、記憶力をあげる「音読」についてです。

僕はこれで、超苦手だった科目が得意になりました。

記憶力や勉強にも効果がある音読で効果を上げる方法について、紹介していきます。

語学に効果的な音読勉強法

音読が頭に残りやすいって話は結構有名で、

50か国語を話すことができる語学の達人と言われているある教授も、

「語学習得には「シャドーイング」が効果的だった」

と話しています。

そんな音読という有効な学習法ですが、意外にもやっている人は少ない印象です。

僕も高校生のときは、英語は、「出来る人しかできない」イメージがあり、試験にはめちゃめちゃ苦手意識がありました。

そういう意識は試験にも現れます。

リスニングでも、

「きっと聞き取れないんじゃないか」
という不安があるまま音声が流れ始め、

「あ、今の言葉わかんない、どうしよう」
となったまま、どんどん音声が流れていく。

ヤバイ、と思ってる内に次のセリフや音声が流れるので、
どんどん追いつけなくなるし、いつも結果は散々でした。

読解もやっぱり同じ現象が起こり、

「時間内に読み終わらなかったらどうしよう」という
不安を抱えたまま長文を読み始め、何でもない文章に詰まって、同じ文章を何度も読み返してしまう。

こういう悩みは、いくら問題を解いてみたり、聞く練習をしても解決しなかったので、悩んでました。

自分は「英語のセンスがない」からしょうがない。
他の科目で頑張るしかない、と半ば諦めてすらいたんです。

今思うと出来ないのを「センス」のせいにするのって最悪です。

できないと思っていた自分はやり方を知らないだけで、こういう思い込みが、さらに成績を悪化させてました。

話を戻すと、そんな感じで英語に苦手意識があるまま、生きてたわけですが至る所で英語ってでてくるんですね。

大学の教科書も、英語で書かれていたり、
海外の学生に英語で発表する機会があったり、
就職試験でも英語のスコアが必要になったり…。

特に就職試験や将来のことを考えると不安でした。

僕は、コミュニケーション力もなければプレゼンも不得意という
社会で求められている人物像とは真逆をいく人間だったので、

「せめて英語は人並みにしないと、どこにも就職できないんじゃないか?」

と恐怖さえ感じるようになりました。

予想以上に音読勉強法

そこで、ある時英語が得意な友達にと話してたとき、どうやって勉強しているのかと聞いたんです。

すると、帰ってきた言葉は、「音読」。

音読というと、高校の授業でやらされた記憶がありましたが、正直バカバカしいというイメージしかありませんでした。

当時は、友達の前で「頑張ってネイティブっぽく読む」ことにすごく恥ずかしさがあって。。

何をカッコつけていたんだろう自分は、と今は思いますが…。当時は、

「別に、読めて聞ければ試験はできるじゃん。」

と、真面目に取り組んだことなんて一度もありませんでした。

だから、友達に勧められたときも「音読なんて意味あんのかよ」と正直思っていたのですが、

その人は、

「1回騙されたと思って、音読してみな。めっちゃ効くから」

と何度も言うので、音読を取り入れるようにしました。

英単語の例文を音読して暗唱してみたり、
リスニングでミスした問題を何度もシャドーイングしてみたんですね。

そしたら、本当に、自分でも驚くほど成績が上がったんです。

特に、リスニングの成績が急に上がったのと、長文読解のスピードが速くなりました。

それからは、英語が一番好きな教科になってしまいました。

本当に、僕の英語力を最も変えたものというと、確実に音読。

そんなわけで英語で悩んでいる人から相談を受けたときは、まず音読をお勧めするようにしています。

音読で記憶力が上がる理由

英語に限らず、音読することで記憶に残りやすくなるので、
色んな場面で応用できます。

例えば、憶えた用語の意味を言葉で説明したり、
学習した内容をブツブツ要約してみたり。

電車の中や入浴中など、場所を選ばないでできるし、
かなり頭に残るのでかなりオススメです。

しかし、なぜ「音読」で記憶力が上がるのか?

これには、
「自分が関わっている物事は記憶しやすい」という
自己参照効果と呼ばれる効果の影響が大きいです。

音読をすると、
「自分が声をだしていること」を認識するので、
より記憶として定着しやすくなるのです。

音読による暗記というと、
ユダヤ人も取り入れている暗記法として有名です。

それも、
前後に体を揺らしながら、音読をするというもの。

五感をフルに利用して記憶を定着させるという、
理にかなっている方法です。

これにより、1200ページ以上もある、
トーラーとよばれる聖書を子供の内に暗記してしまうというのだから、
驚異的です。

実際の映像がこれ。


本当に揺れてる!何だかすごい光景。

 

音読勉強法:まとめ

音読はかなり効果的な勉強法で、英語との相性はもちろん、
記憶力に自信のない人にも是非実践してほしい勉強法です。

また、音読が記憶力を上げる理由となっている、
「自己参照効果」。

この「自分と絡めて覚えると記憶に残る」
というのを知っているだけで、色々なことに応用できます。

例えば、学んだことを人に教えるというのは、
「自分が人に教えている」ことを嫌でも自分で認識するので
記憶に残りやすくなります。

ちなみに、この人に教えるという勉強法も、
記憶力が高いユダヤ人が実践している「ユダヤ式」勉強法です。

ユダヤ人は本当に教育に対する意識が高く、様々な分野で結果を残している、超優秀な民族です。

あれだけ明確に学業で優秀な結果を残しているからには、その意識や勉強法からは確実に学べることもあるはずなので、どんどん吸収していくことが一番だと思います。

音読もそうですが、いくら効果的な方法であっても、実践している人が少ないと、自分で体感するまでは、なかなかやってみようと思えないもの。

でも、本当に効果があるものなら、一日でも早く取り組んでいって、
周囲と差をつけれたほうが僕はんじゃないかと僕は思っています。

成功した人の方法、考えを上手く活用して、効率よく成果をだしていきましょう!

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