MOSの試験は独学でも余裕!PC初心者でも突破する勉強法を徹底解説

MOS独学勉強法

こんにちは、笹木です。

今回はMOS資格試験を独学で合格する勉強法について。

MOS資格は、漠然と「資格を取らなきゃ」と考えてる人にとっては「とにかくコスパよし!!」の資格。

僕自身、独学でMOSのWord・Excelを独学の勉強法で取得しましたが、単純に自己アピールになるだけでなく、現在の仕事での生産性もかなり上がりました。

取得するまでの労力・費用・効果を考えると「取得して損なし」のコスパかなり良しの資格だと思います。

そんな自分のスキルとしてもアピール力としても使えるMOS資格について、今回はその試験を独学合格するための勉強法を解説していきます。

独学合格も可能なMOS試験とは?

MOS試験概要を考える女性

そもそもMOSとは「マイクロオフィシャルソフトスペシャリスト」の略。

マイクロソフトオフィス製品の利用スキルを証明できるものです。マイクロソフトoffice製品で有名なのは、グラフや表を作成したりするのに便利なエクセル(Excel)とか、文書を作成するためのワード(Word)、プレゼンテーションなどで資料作成・発表するためのパワーポイント(PowerPoint)なんかがあります。

若い人は当たり前のように高校や大学で使うし、今の時代、どんな仕事につこうがPCを使うならほぼこれらの製品を扱う機会はほぼ必ずあるといってもいいと思います。

なのに、意外と使いこなせない人が多いというのもマイクロソフトオフィス製品の特徴。

知れば知るほど便利だし、仕事のスピードも絶対上がるのに、本当に表面的な部分しか知らない人が多くてもったいないな、と個人的に思います。

とはいえ、職種や年齢によらず万人が使うツールについての試験なので、初心者でも独学で合格も余裕で目指せます。

PCを使う上ですごくベースとなるスキルでありながら、試験に合格することでかなり重宝されるスキルを身につけられるのがMOS資格なんです。

MOSの公式サイトでも、

  • MOSを取得した従業員の88%が「仕事の成果が上がった」。
  • 管理職の85%が「MOSを取得した従業員は、仕事の生産性が以前より高まった」。
  • MOSを取得した従業員の80%が「マイクロソフトオフィスの知識とスキルで周囲から一目置かれるようになった」

と回答していて、取得することで仕事の成果や生産性が向上することが見込める資格です。

MOSを独学合格することの3大メリット

メリット

ということで、PCに自信がないような人にもおすすめなMOS資格なんですが、改めて独学合格のメリットをあげていみます。

  • 作業効率の向上と作業時間の短縮

やはり最大のメリットといえばコレ。資格どうこうを置いておいても、普段実際に私の周りの試験を受ける大半の人はこれが一番の目的でした。

  • パソコンができることの客観的な証明

「PCの作業が得意です!」と自信をもって言える人って意外と少数派のはず。というのも、たとえ得意な人でも「これくらいじゃ得意といえなくない?」と思っていて本人は強みに気づいていなかったりするし、その逆もある。

何を根拠に「PCがある程度できる」と言えるのか悩ましいですよね。その点、MOSの資格を独学で取得すれば、それを客観的に証明することができます。

  • 世界で通用する国際資格

上でも書いたように、MOSはあのマイクロソフトMOSは国際資格。つまり、グローバルな仕事をする際にもこの資格は役に立ってくれるんですね。

さらにMOSは一度取ったらその先ずっと使える資格というのもいいところ。資格の有効期限がある資格って多いですからね。

MOSの独学合格で抑えておく試験内容は?

試験内容と女性

それではMOSは具体的にどんな試験なのか。

まず試験科目ですが、Word、Excel、PowerPoint、Access、Outlookがあり、それぞれ2013、2016、365&2019があります。

それぞれのソフトの操作の試験なわけですが、2013、2016、365&2019が違いは何?というと、ソフトのバージョンの違いです。

時間の経過とともに、ExcelやWordなども新しい機能が追加されます。試験も、それぞれのバージョンの機能を使いこなせるかということを問題にするため、試験も分かれているんですね。

こういうと、「せっかくMOSをを取得しても、バージョンが新しくなったら意味ないのでは?」と思う人もいるかもしれないけど、そういうわけではないです。

新しいバージョンがリリースされたからといって古いバージョンが消えるわけではないし、実際に仕事で使うソフトも必ずしも最新のバージョンになっているとは限らないんですね。

そもそも、バージョンが変わってもそこまで操作が変わることもないし、MOSを取得していることを履歴書にかけば、一定レベル以上の操作ができることは十分に伝わります。

また、MOSのExcelとWordの試験は、スペシャリスト(一般)エキスパート(上級)の2種類があり、エキスパートの方がより難しい試験内容となっています。

具体的にMOS試験の問題としてどこが違うか?というと・・・

Wordのスペシャリスト(一般)の問題内容は

  • 文書の作成や書式設定が利用できるか
  • 印刷の操作ができるか
  • 表やリストを作成できるか
  • 図形や画像を挿入、編集できるか
  • 参考資料、参考文献、脚注などを作成できるか

Wordのエキスパート(上級)の問題内容は

  • 校閲(文書の中の誤字などを調べる機能である「校閲機能」を利用できるか
  • よく利用する単語を予め登録しておく「辞書機能」を利用できるか
  • より高度な書式設定(文字と文字の間隔・幅など)
  • より高度な参考資料作成
  • 文書のスタイル・構造に関する設定(目次、索引、アウトライン)

となっています。

また、Excelの場合スペシャリスト(一般)の問題は、、

  • セルへデータを正しく入力できるか
  • テーブル(表)の作成できるか
  • 関数を利用できるか
  • グラフの作成できるか

など、言ってしまえば基本的なExcelの利用方法。

多少触れたことのある人なら、すぐにイメージがつく操作だと思います。

それに対し、Excelのエキスパートレベル(上級)

  • 条件付き書式の設定
  • 入力規則の設定
  • マクロの作成や編集
  • より高度な機能のグラフの作成
  • より高度な関数の利用

など。

エキスパート(上級レベル)の方がより高度なレベルの証明になりますが、スペシャリストを取得しているだけでも十分の自分のスキルアップ・履歴書でのアピールになります。

PC初心者が独学で合格を狙うとしたら、まずはスペシャリストだと思います。

この記事では、PC初心者でも独学で合格したいという人目線で、Word2016とExcel2016をについて書いていきます。

MOSの独学合格でに必要な合格ラインは?

まず合格ラインですが1000点満点中700点以上。つまり7割以上取れば受かるということです。

試験の受け方ですが、受験は指定された会場まで行き試験を受けます。

試験内容をざっくりいえば、基本的にWordやExcel上に記載されている記事や資料を、問題で指定されたように修正していくというもの。

なのでWordやExcelを用いて自分で一から何か作成するというようなものではないです。

MOS独学合格におすすめのアイテム

勉強法と教材

どうやって私がMOSの資格を独学で突破したか。

まず私が独学で進めるにあたり使用したのが、

  • 「MOS攻略問題集word2016」(日経BP社)
  • 「MOS攻略問題集Excel2016」(日経BP社)

の2つの問題集です。

いきなり問題集から?と思う人もいるかもしれないけど、MOSは実技試験なので、やりながら覚えるという勉強法が独学では一番。時間的にも金銭的にも効率的だと思います。

もう、余計な事は考えずに問題集だけで十分です。

この問題集の後ろには、模擬練習問題が入ったDVDが付録としてついてるんですね。

DVDの中には、実践形式の模擬テストが1~5実力判定テストが入ってます。ざっくり言ってしまえば、これをひたすら繰り返してマスターしていくっていうだけです。

初心者の独学MOS合格で重要な勉強法

とはいえ、初心者が独学の勉強法で合格を目指す場合、不安に感じる人もいるかと思います。

一見「ただテキストやるだけ」という勉強法でも意識すべき点があります。

それは、問題集の模擬テストの使い方。

それぞれの模擬テストには、一問ごとに採点される「練習モード」と本番同様の流れで行い、最後に得点が表示される「本番モード」の形式があります。

私は常に自分がどの位置にいるのかわかるようにするため、すべて本番モードで取り組みました。

やり方としては、模擬テストを本番モードで受け、自分が間違ったところを回答を見ながら修正していくというやり方です。ここで大事なのは、回答を読んでもわからないところはどんどん飛ばしていくってこと

先ほど述べたように合格点は700点以上、全体のタスク(問題)が30~35問程度なので、一問約30点。つまり7、8問は落としても十分に受かります。なのでわからないところはとばして、理解できるところをマスターする。

その後で、わからない箇所を振り返ります。

これ、チョイ頑張ればわかりそう!ってとこをできるようにしていくと、自分の中でも成長が感じられるようになり、点数も順調に伸びていきます。

これを繰り返して、模擬テストで合格点が取れるようになったら次は実力判定テストの受験。

模擬テストは常に内容が同じですが、実力判定テストは問題が毎回ランダムに組み合わされるのでより実践的になっています。これで900点近く取れるようになれば合格は固いです。

初心者がMOS独学勉強法で必要な勉強時間

独学合格に必要な勉強時間。これは今ままでどのくらいExcelやWordに触れてきたかという部分も大きく、個人差はあると思います。

自分の場合は模擬テスト一つとそのやり直しを一つのセットとし、休みの日に一日に一セットずつ。平日は疲れてるので気が向いたら半分ずつ(テストをやり、翌日にやり直し)。精神的にも時間も余裕があるとき以外はやらない、というペースで進めました。

期間としてはWord、Excelともに一か月くらいで合格しましたが、毎日コンスタントに勉強していたわけではないです。

Excel?Word?何それ?ってレベルの日がなら1か月くらい毎日やる必要があるかと思いますが、逆に言えば、ある程度ExcelやWordを普段から使っている、使っていた経験があるという人は、問題集をさらっと解いておくだけでもスペシャリストの独学合格は余裕だと覆います。

実感の目安としては、どの模擬テストでも900点以上を取れるようになってれば本番でも楽に合格できると思います。

僕のレベルとしては、ExcelやWordはその辺の学生レベル。グラフの作り方くらいはわかるけど、そんなのググれば誰でもできるよね?程度です。

ちなみに難易度としては個人的には関数が入る分Excelのほうが難しい。独学勉強の順番としても、難易度の低いWordをさっさとこなして勉強の要領をつかんだ後にExcelに移るという流れが個人的にもオススメです。

初心者におすすめのExcel関数の独学勉強法

Excelとか見たくもないって人もいるかもしれないけど、自分でハードルを高くしてしまってるだけだと思うので、身構える必要はないです。ただ、同じくMOSを受験した友人でも、関数の理解があいまいな人は、ギリギリ合格でした。まあそれでも合格できているのですが、、、笑

Excelは関数以外の、操作に関する問題は正直、思考停止で慣れていくだけでOK。反復してりゃあいいんです。

ただ、関数はそれが「どういう意味か」を理解しないとなかなか解けないんです。

「どうしても、関数無理!」って人が注目すべきなのが上でも紹介した「MOS攻略問題集Excel2016」の第4章。何度か模擬テストをこなして、関数でつまずいたときにここを読むと関数はよく理解できます。

模擬テストを繰り返す勉強方法は、関数の問題もバラバラに出てきてしまい、簡単な関数はいいのですが、自分になじみのないものはちょっと分かりにくい。そんなんときに第4章を読むと、関数が使用用途ごとにきれいに整理されているので、体系立てて理解することができます。

これでエクセル超初心者でもわかるように書いてあるので非常にスッキリすると思うので、関数の問題で詰まったときはぜひ参考にしてください!

 

初心者のMOS合格への独学勉強法のまとめ

  • MOSパソコン作業の効率UPにお役立ち!かつ世界にも通用する資格。
  • 合格ラインは1000満点中700点以上
  • おすすめ教材は「MOS攻略問題集○○」(日経BP社)
  • 勉強期間は一か月を目安に!
  • Excelの関数で困ったら第4章を参考に!

簡単ですが以上が要点のまとめです。

MOSの資格はPC初心者、独学でも正しい勉強法を実践すればば十分に取得できる資格。「履歴書に書く資格がほしい」、「とりあえず資格を取得したいな…」という人にはうってつけの資格です。

今回は独学合格のための勉強法を紹介していきました。

そうはいっても、PC初心者でExcelやWord・・・独学勉強だとどうしても不安・・・という方は、通信講座を地用するのもおすすめです。ユーキャンならMOSの資格も扱っているので、セミナーなどに行かなくても安く勉強を進めることもできます。

また、MOS以外の資格も検討したい、という人にも100以上の講座を持つユーキャンならチャレンジしたい資格を見つけやすいです。資格を取得を決めかねてる人まずは資料請求から始めるのもよいかと思いますよ。

ではでは、自分のスキルを高めて、頑張って行きましょう!

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