記憶力が悪いせいで仕事に悩む人必見! ベストな対策方法まとめ

記憶力が悪い人の仕事

記憶力が悪いせいで仕事が思うようにいかない。
周りに迷惑をかけてしまい、深刻に悩んでいる。

こんな風に、大人になると自分の記憶力に自信はなくなる人は多いです。

仕事に支障をきたすようになると、精神的にもかなり辛いですよね。

自分が嫌いになるし、悩めばなやむほど酷くなっていき、悪い方へ進んでいきます。

今回は、記憶力の悪い人まら絶対やるべき、仕事で本来の自分の実力をだすための方法をまとめました。

記憶力が悪いと仕事でミスる無限ループ

僕自身、子供のころから記憶力は悪く、学生時代も苦労していたのですが、会社に入ってからも仕事で思いがけないミスをしてしまうことも少なくありませんでした。

もう少し記憶力があれば、自分の力を発揮できるのに…

とミスをするたびに思っていました。

仕事で、伝えられたことをその場でメモしていても、書くことに意識が集中するせいか聞いていたことがどんどん頭から抜け落ちて、正確にメモできなかったり、

その日仕事でやらなければいけないことをすっかり忘れていて、パニックになったり。

今振り返っても酷い状態だったな、迷惑かけたな、と思うけど、

こういうときって記憶力が悪い自分に落ち込み、またミスをするんじゃないか?と不安になりながら仕事をするから、またミスをして怒られる。

完全に悪循環でした。

記憶力が悪くなる原因

記憶力が悪いといっても、

それが生まれつきや加齢によるものなのか
アルツハイマー病などの脳の病気によるものなのかで、対策も変わってきます。

「言われてみれば、自分は病気なのかもしれない」
と不安に思われる方もいらっしゃるかもそれません。

実は僕も、

「こんなに他の人より抜けているなんて、自分は病気なのかな」

と悩んだこともありました。

しかし、実は、記憶力が悪くなったと感じている人は、脳の病気ではなく、本来持っている脳の機能を使えていない可能性が高いです。

実際に行われた研究で、450人もの人を対象に、

「自分の記憶力についてどう思うか」

をたずね、その答えと実際の脳の状態とを比較した実験があります。

その結果、なんと、

自分の記憶力は以前と変わらない

と感じていた人ほど脳の機能は低く、逆に記憶力が悪いと感じていた人は脳の機能に問題はなかったのです

アルツハイマー病などの脳の病気の場合、自分の記憶力の低下にすら気づけなくなることが多いそうで、実際にこの研究でも、「以前と変わらない」と感じていた人は、数年後に脳疾患にかかる人が3倍も多かったという結果になっています。

一方、「記憶力が悪くなった」と感じる人は病気である可能性は低く、若い世代でもこういう悩みを持っている人は意外と多いです。

そして、こういった自覚のある場合、記憶力の低下を引き起こしている原因として、

 ・ストレス
 ・食生活
 ・睡眠不足、疲れ
 ・運動不足

などがあげられます。

日常的なストレスや生活習慣の乱れは、記憶力を低下させます。

そして記憶力が低下したまま、仕事でミスをすることで、自己嫌悪に陥り、自信がなくなり、不安、ストレスを感じるようになります。

脳はこういったプレッシャーを感じると、さらに記憶を維持できなくなり、また仕事でのミスにつながるという悪循環になります。

本来しないはずのミスまでするようになってしまうのです。

記憶力の低下が、仕事にまで支障をきたすようになるとうつ病の原因にもなります。

しかし、自分の意識や習慣で次第で、こうした悪循環を防ぎ、仕事で本来の力を発揮することができます。

記憶力が悪い人の仕事のミス対策

記憶力低下により仕事でミスを重ねる悪循環を防ぐためには、

仕事そのもので意識していくべき対策と、記憶力を向上させるための対策を実践していく必要があります。

・確認作業

当たり前に思うかもしれないですが、
意外にも怠りがちになるのが確認作業です。

せっかく仕上げた作業でも、防げるはずのミスがあった場合は
二度手間になり周囲の信頼を落としますし、
自己否定へとつながり、脳のパフォーマンスにも悪影響を与えます。

一度指摘されたことや、自分の陥りがちなミスは
チェックリストを作成するなどして、
自分で気づけるミスは防ぐというのは非常に重要です。

・手順の見直し

仕事ではスピードも重要ですが、記憶力が低下している状態では
注意力も散漫になりやすいです。

いきあたりばったりで取り組むのではなく、
最初に全体像を把握し、どういった手順を踏んでいかなければいけないのか
を考えることで、
「この後にこういった作業があるからここではこうしておこう」
と先回りしてミスを防げたり、より効率的に仕事を進められます。

複雑な作業であれば、紙に書き出して整理することも大切です。

・メモのとり方

「記憶力が悪い」と自覚のある人の多くはメモをとる習慣があと思いますし、
すぐにメモをとるというのはやはり基本的なことです。

しかし、急いでとったときのメモなどは、あとで読み返したときに
正確にすべての情報を読み取れないことがあります。
僕も、単語や数字の羅列になってしまい、せっかくメモしたのに、
曖昧な情報しか残っていないことがありました。

こういったことを防ぐためにも、メモは書きっぱなしではダメで、
メモを書いたら、内容を覚えているうちにすぐにメモを捕捉する。
こうすることで後からでも正確に情報を読み取ることができます。

また、手書きのメモもいいですが、
メモ帳を持ち合わせていなければ、Evernoteもおすすめです。
何かを思い出したときやアイディアがでたときなど、
さっとスマホでメモできるし、
自動保存されてパソコンとの同期もできるのでかなり便利です。

ツールも使いながら、工夫して自分の仕事を管理してきましょう。

・行動して記憶する

初めてやる仕事を、一度説明を聞いて正確に覚えるというのは、
要領の悪い人にとってはかなり大変です。
人によっては、
「前も教えたよね?ちゃんと聞いてたの?」
なんて、覚えられないのが信じられないといった顔をする上司もいます。

こんなことを言われたら、誰だって落ち込みますし、
ネガティブな気持ちによって脳もうまく働かなくなってしまいます。

そんなときに、メモをとるのはもちろんですが、
見て覚えるだけでなく、
「実際にやらせてください」と申し出て、
なるべく自分で作業することにより、体で覚えるという方法も効果的です。

急に一人で任された場合、実際にやったことのない作業が少しでもあると不安ですし、
実際にやってみるとわからない点がでてくるものなので
体で覚えるというのを意識してみてください。

・コミュニケーション

コミュニケーションをとることを密にとることは
仕事でのミスを防ぐことだけでなく、脳の活性化にもつながります。

普段から、いざというときに味方になってくれる人を増やしておくのも
仕事を上手くこなしていく上で重要です。

・有酸素運動

記憶力を良くするためには、心肺機能を高めることがとても効果的です。
心肺機能が高い人は脳のサイズも、大きかったという研究もあり、
運動をすることで、
「頭をよくする物質」と言われるBDNFも増加することがわかっています。
記憶力を良くしたいなら運動は欠かせません。

短時間で効率よく心肺機能を鍛えるには、HIITという運動がお勧めです。
HIITとは、ハードな有酸素運動と、休憩を短時間に交互に繰り返すという運動方法で、

例えば、

 30秒 全力ダッシュ
  ↓
 10秒 休憩

これを10回以上繰り返すというようなシンプルな方法です。

運動は、ダッシュでなくても腕立てなどの筋トレでも構いません。
息切れするようなハードな運動というのがポイントです。

また、面倒だと思いながらやるよりも、
運動を楽しんだ方が、脳もより活性化することがわかっています。

忙しい方や運動を敬遠しがちな人でも手軽にできる方法ですし、
習慣的な運動はメンタルの改善にも非常に効果的。

是非、楽しみながら運動を取り入れてみて下さい。

・食べ物

生活習慣を改善していく上で、
運動と並んで重要なのが、食生活です。

記憶力の改善に効果的なのは、
オメガ3脂肪酸が多く含まれている魚やクルミ
脳機能を向上させるアントシアニンという物質が豊富なブルーベリー
ビタミンK,ベータカロチンなどが豊富なホウレン草
認知機能を高めるスルフォラファンが含まれているブロッコリー

などはしっかり効果が認められているので
なるべく小生活に取り入れていきたいところです、

記憶力に効く食べ物は、
「食べるだけで、記憶力を鍛える食べ物とは?本当に効くものを厳選!」
でも詳しく書いているので、是非読んでみて下さい。

・思い込みは強く影響する

「自分は記憶力が悪い」と思うのは、非常に危険です。
脳の機能というのは、思い込みでかなり左右されやすく、
思い込みだけでIQが10ポイントも上がったという実験もあります。

逆に、自分の記憶力が悪い、人より劣っていると思うと、
本来覚えられるものも覚えられなくなってしまいます。

失敗して、心が萎縮するときは、ミスも重なります。
そんなときほど、自分を責めるのではなく、
肩の力を抜いて、前向きに取り組んでみて下さい。

記憶力が悪い人の仕事法:まとめ

今回は、記憶力の低下により仕事に支障をださないために
仕事で意識するべき対策や、
生活習慣で取り入れていく対策を紹介しました。

いろいろな方法を紹介しましたが、
やはり根本的に重要なのは、
「記憶力が悪い」いう自信のなさや、不安を解消することです。

僕も、ずっと周りに比べて劣等感を感じていたし、

「またミスをするんじゃないか」
「迷惑かけるんじゃないか」

という不安が常にありました。

そんなふうに仕事に対して恐怖心すら感じていました人間でしたが、今思うのは自分のメンタル面や体調も大きく関わっていたんだなということ。

やっぱり、自信を持てる人間になれることが一番の方法だと思ってます。

僕自身、記憶術を知ったことがきっかけで、自分に自信を持てるようになりました。
それからは楽しみながら仕事ができるようになり、
以前の自分とは比べものにならないほど思考力が上がったんですね。

それまで自分には何もないと思っていたので、大きな自信になるものが持てたことで、自分自身かなり変わりました。

記憶術は方法さえ知っていれば誰でもできるので、今の自分を成長させたい、自信を持ちたいという人にとってはかなりおすすめです。

今回紹介した方法を実践することで、仕事での不安が解消されたり、自信を持てるようになってもらえたらと思います。是非試してみて下さい!

ではまた

 

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