生物は丸暗記じゃない!生物が超苦手だった僕が得点源に変えた勉強法

「楽に暗記する生物勉強法」の文字と、生物のテキスト

こんにちは、笹木です。

今回は、ただの暗記科目だとも思われがちな生物の科目を、
楽に暗記する勉強法についてです。

小学校・中学校のときの「理科」って、
高校になると生物・物理・化学・地学の
4分野に分かれるけど、

その中でも「生物」は暗記量が多かったので、
メチャクチャ苦労したし、嫌いになりかけました。

もう、ただただ暗記するしかない、
と思っていたんですね。

そんな生物苦手だった僕ですが、
この勉強法を実践したことで
生物の勉強が苦じゃなくなりました。

結果、楽に暗記できるようになり、
最終的には得点源にすることができたんです。

「これは大丈夫」ていう科目があると、
試験本番でも、勉強に向かうときも、
気持ちの持ちようが全然違うんですね。

暗記がストレスにならなくなります。
そして、これは生物の暗記に限ったことではなく
いろんな勉強に使えるんです。

今回はそんな、
生物の暗記がかなり楽になった勉強法を紹介します!

生物の知識を生活につなげる

単語や現象を覚える王道な方法に、
紙に書いたり、消えるマーカーで隠すっていうのがあるけど、
正直手間もかかるし、
こういう「丸暗記」な覚え方だとすぐ忘れます。

そこで、やってみてほしいのが、
生物の知識を生活につなげて暗記するって方法。

学校で習った事を普段の生活の中で当てはめてみるんです!
しかもなるべく大げさに(笑)

例えば、生物基礎で必ず学習する、
「グルコース」と「代謝」の関係。

デンプンを構成している最小単位がグルコースで、
それは代謝の中でも、ミトコンドリア内の
「呼吸」という作用によってエネルギーに変換されて・・・

と学校で習うはず。

これを、高校時代の僕の体験談を例に、
普段の生活につなげてみます。

母が夕食を作ってくれた。
ご飯に生姜焼きに味噌汁にサラダ・・・
ごはんとみそ汁、サラダ

ご飯を見てこう考えるんです。
「あ、ご飯(米)はデンプン、つまりグルコースの塊だ!」

ご飯を食べて、
「今自分はグルコースを食べているんだ!」

米を噛みしめながら、
「このグルコースは全身の細胞の中に運ばれて、
細胞内のミトコンドリアでエネルギーになっているんだ!」。

口に出して言ってみると、より効果的です。

ここまでやる人ってなかなかいないです。
でも、確実に習った知識が生活につながってる。
このように実生活とリンクした知識は一生忘れないです。

大げさに言って当てはめるというのがコツです!

 

即調べて暗記するという習慣

習った事でも、上手く思い出せない時もある。

「ミトコンドリアでエネルギーになるんだったよなー
でもこの反応の名前は何ていうんだっけ??」

覚えたはずのことが思い出せないと、
また自分忘れちゃってるよ、、
と落ち込む人もいるかもしれない。

でも、
「これってなんだんたったっけ??」

と思い出そうと必死になることは、
暗記には効果的で、脳に記憶されやすくなるんです。

そして、思い出せなかったら調べる。
「そうか、呼吸だ!」
とつながります。

今はスマホもあるから、調べるのはメチャクチャ簡単。

でも案外、「なんだったっけな…」と思いつつ
そのままにして結局忘れちゃうってことも多いです。

これだと、せっかく記憶に残るタイミングを
逃していて、もったいない。

「なんだっけ?と思ったらその調べる」
というルールを決めて、
「即調べる」習慣をつけておくといいです。

 

知識はつながりが重要!

知識はつながり、関連があると
とても暗記しやすくなります。

簡単な例だと、
「グルコースがエネルギー源となる」
ということから、

「あ、そういえば給食のアナウンスで
『ご飯はエネルギーのもとになる』と言ってなー」
と過去の思い出とつなげるとか。

せっかく、生物という分野を勉強しているんだから、
自分の経験とも絡めると暗記しやすいし、
知識がつながると楽しくなります。

実際に感じた疑問を試したこともあります。
例えば、

「ご飯を食べなかったら、つまり、
グルコースを一切とらなかったらエネルギーが作れないのか」。
とふと思ったことがあって、

それから1週間、グルコースを摂取しない生活、
今でいう「糖質ダイエット」を
やったことがあったんです。

で、どうなったかというと
やけにご飯が食べたくなることもあったけど、
体調的には特に問題はなし。

その後理系生物の授業で
「タンパク質からグルコースを合成する代謝が存在する」
ってことを学習します。

あー、だから特に体調を崩すことなく
生活できていたんだなー、
とつながりました。

こういう経験と知識をつなげて暗記できると
絶対忘れない知識になります。

糖質をとらないと、変わりに
筋肉が分解されてきちゃうので、
糖質を全くとらないのはおすすめはしないですが、

こんな風に自分の体験、生活と結びつくと
単なる暗記ではなく、忘れない知識となります。

 

問題演習で知識のアウトプット

実生活につなげることで、
知識が定着したら、次は演習です。

やはりテストで解けなければ意味がない。

また、記憶はインプットだけでなく、
思い出すというアウトプットで強化されるので、
演習は大事です。

ただ単に空欄補充で語句を答えさせるだけじゃなく、
生物は妙に考察問題も多い。

でも、このときも単純な暗記じゃなく、
生活につなげて暗記できていれば、
理屈がわかっているので自然に解けます。

演習をすることで、問題に慣れれば
得点源にすることができます。

生物教育でもっとも有名な方の1人に、
「大森徹先生」がいますが、教材もおすすめなので
迷ってる方がいたら参考にしてみてください。
大森徹の生物遺伝問題の解法のテキスト

書店にいけば色んなテキストがあるので、
実際に手に取ってみたりして、
自分に合った問題集を選びましょう。

まとめ

生物の勉強の仕方は

・生物の知識を実生活につなげ、
 その関連を声にだしてみる。

・思い出せなくてもOK、思い出そうとすることで
 記憶に定着する

・すぐに調べる習慣をつくる

・自分の経験と絡めてみるのも手

・演習で問題に慣れる

です。

「生物は暗記」というイメージで、
思考が止まってしまうのはもったいないです。

生物という科目だからこそ、知識と知識をつなげると、
楽に暗記していけます。

この、「知識と知識のつながり」を
大事にするというのは、
実は暗記、記憶をするうえで
メチャクチャ大事です。

僕は記憶術を習得して、
それまでの記憶の仕方がガラッと変わったのですが、

その記憶術の根底にあるのは、
「知識と知識のつながり」です。

このつながりや関連を簡単に
思い出すことができれば、
忘れない知識になるし、
丸暗記とは違った、応用の効く本質的な知識になります。

「簡単に記憶できるようになる」
というのはもちろん試験にも有利に働くけど、
なにより人生が楽しくなります。

というのも、
このような覚え方が身について、
応用の効く知識を蓄積していける人はほとんどいないので、
自然と周囲の人と差をつけられるようになるんです。

それだけで自分のアドバンテージになるので
自分の自信になるし、
知識の習得がとても楽になります。

僕自身、本当に変われたなと実感していて、
以下の記事でも詳しく書いているので
よかったら読んでみてください↓↓
胡散臭い記憶術を知って人生激変した落ちこぼれの物語

 

「暗記は大変なもの」という意識から抜け、
応用が効く知識を楽に習得出来る人が増えたらなと
思っています!

 

 

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