こんにちは、笹木です。
記憶力をあげる食べ物については、以前の記事でも紹介しましたが、今回は飲み物、サプリにについてです。
食事ももちろん大事ですが、飲み物やサプリによって集中力や記憶力をあげられるというのはやはり手軽で、続けやすいので重宝しています。
自分としても、
「確実に効果があるものは何なのか?」という点にはとても興味があり、こういったものは徹底的に調べました。
ここぞという集中したいときに、即効性がある飲み物やサプリを活用するというのは、かなり有効な手段です。
そんな集中力や記憶力を高める効果が認められている、信頼性のある飲み物やサプリを厳選して紹介していきます。
集中力・記憶力を高める飲み物
コンコードジュース
ブルーベリーは、ポリフェノールが多く記憶力を改善してくれますが、コンコードジュースも、ポリフェノールが豊富で記憶力向上効果がある飲み物です。
コンコードとは、ブドウの一種で、とにかくポリフェノールが多いのが特徴。
今までは、高齢者の記憶力改善に効くと言われていたんですが、最近では若い人の記憶力向上の効果もあることがわかってきました。
25名の女性を対象にした実験では、被験者を2つのグループにわけ、それぞれのグループに
・コンコードジュース
・ポリフェノールの入っていないただのジュース
を1日350ml飲んでもうというのを、12週間続けてもらったところ、コンコードジュースを飲んだグループの方が、記憶力が高いことがその後のテストの結果からわかったんです。
これは、脳の血流が増え、機能が向上したためだと考えられています。
ブルーベリーなどのベリー類の食べ物や飲み物や積極的にとっていきましょう。
ペパーミントティーで記憶力・注意力が向上
ペパーミントティーは、記憶力をあげるハーブティーです。
約200人の被験者に対し、
ペパーミントティー、カモミールティー、お湯の3種類の飲み物を飲んでもらい、知能テストを受けてもらうという実験では、ペパーミントティーにより、記憶力、注意力が上がったことがわかりました。
ちなみに、カモミールティーは
リラックス効果はあったものの、記憶力、注意力は少し低下したので、リラックスしたいのか、多少の緊張感を保って作業したいのか、状況に応じて使い分けると効果的です。
コーヒーで記憶力・集中力が向上
以前も紹介したことがありますが、コーヒーに含まれるカフェインは適度にとることで、
集中力、記憶力をあげることが、様々な研究からわかっています。
さらに、アリゾナ大学で行われた実験からはコーヒーを飲むベストなタイミングも明らかにされています。
この実験によると、午後に飲んでも、記憶力は変わらず、朝に飲むのが、記憶力を上げるうえでベストなタイミング。
しかし、カフェインの効果は良い面もあるのですが、飲みすぎると疲労感が増したり、中毒性が高くなります。
カフェインのメリットを最大限生かすには、150~200mgのカフェインだということもわかっており、これは缶コーヒー1本で十分です。
また、ブラックよりもミルクなどの乳製品を入れて飲む方が効果も持続することも報告されています。
乳製品の脂肪分がカフェインの吸収を緩やかにしてくれるため、より長い時間効果が続くんですね。ブラックの方がシャキッとする感覚があるかもしれないですが、効果が続く時間は1時間半から2時間半程度です。
飲みすぎや飲み方にも注意し、コーヒーを上手く活用しましょう。
記憶力・健康に万能な効果
ココアの効果はすごいです。
ココアに含まれるココアフラボノイドという物質が、記憶力をあげる効果がかなり大きいんですね。
コロンビア大学の実験では、50~69歳までの被験者に3ヶ月ココアフラボノイドを飲んでもらったところ、なんと30~40代くらい相当の記憶力までアップしたんです。
この被験者の脳をスキャンすると、ココアフラボノイドにより脳の記憶力に関する部分の機能が、向上していたこともわかりました。
ココアは血圧を下げたり、肌の老化を防いだり、記憶力以外にもメリットが多い飲み物です。
カフェインをあまりとりたくない方にもお勧めな飲み物なのでぜひ試してみて下さい!
記憶力を高め脳を鍛える緑茶
記憶力、集中力を高め、様々な病気を予防する効果がある緑茶。
緑茶には、カフェイン、テアニン、EGCGという、脳の機能を高める成分がたくさんあります。
カフェインには、記憶力をあげる効果があるのはもちろんですが、テアニンという成分も、集中力、記憶力を高めてくれるんです。
また、緑茶のポリフェノールも、脳の神経を守ってくれることがわかっていて認知症の予防にもなります。
さらに、緑茶のカテキンには、体脂肪を燃焼しやすくする効果や肌の炎症、リウマチなどの関節の炎症を改善する効果まであります。
身近な飲み物ですが、研究データも多く様々なメリットがあり、間違いなく健康によいので、積極的に摂るべき飲み物です。
記憶力・集中力をあげるサプリ
サプリは、食べ物から充分にとれない栄養も手軽に補えるのが良い点ですが、種類も多く、効果が曖昧なものもたくさんあります。
そんな中でも、様々な研究、調査からも効果が期待できるものを厳選しました。
昔ながらの記憶力サプリ、バコパ
昔から、記憶力をあげる薬と言われているバコパ。
バコパは、アフリカのカナリア諸島の多年草で、ステラとも呼ばれています。
現代の研究からも記憶力への効果は認められていて、1日300mg以上のバコパで記憶力が上がったと報告されています。
1日2回で記憶力アップ!ウリジン
複数の実験から、ウリジンのサプリメントの利用で記憶力が高まったことが報告されています。
ウリジンには神経を成長させる成分が含まれていてこれにより記憶力がアップすると考えられています。
一錠250mgのウリジンであれば一日2回を目安に飲むとよいです。
記憶・集中に最強に組み合わせ!テアニン・カフェイン
とにかく集中力を上げたい!という人は、
緑茶に含まれるテアニンとカフェインを組み合わせて飲むと効果的です。
テアニン、カフェインを単体で飲むよりも、飲んだ時は集中力が6%アップしたのに対し、この二つを一緒に飲むと、集中力が10%もアップしたという結果が得られました。
しかし、この実験ではに使えれたのは、テアニン200mg、カフェイン160mg。
この量を緑茶からとろうとすると、ちょっと大変で、緑茶を少なくとも7杯以上は飲まないといけない計算になります。
同じくらいの集中力の効果を期待するなら、やはりサプリからとるのがお勧めです。
僕も実際によく使っていますが、かなりはっきりと効果がでます。
脳への血流が増加したような感覚で、目の前のことに入り込みやすくなるんですよね。
一度作業に取り組むと、気がそれることも少なくなるので、普段より作業への集中力は格段に上がりました。
「やらないといけないことがあるのに、どうしても集中力が続かない!」
という方はぜひ一度試してみて下さい。
ただ、カフェインのとりすぎには注意が必要です。
僕の場合は一錠に200mgのカフェインが含まれているサプリを使っていましたが実験では使われていたカフェインの量は160mg。
カフェインに対する強さは個人差があるので、心配な方は、もう少し成分の量が少ないカフェインから試してみるのもよいと思います。
まとめ
記憶力、集中力に確かな効果があるサプリ、飲み物を紹介しました。
どれも、科学的に効果が認められているものではありますが、飲み物やサプリを飲んですぐに、「記憶力が良くなった!」という実感を得るのは難しいと思います。
その点では記憶術を習得し、記憶するための方法を学ぶ方が効率的です。
ただ、集中力をあげる効果のある、テアニンとカフェインの組み合わせなんかは即効性があるので
「今から作業に集中するぞ!」
という場面ではとてもおすすめです。
テアニンやカフェインのサプリで短期的な記憶力、集中力の効率をあげつつ、他のサプリや食べ物で長期的に脳の機能を上げていく、という感覚を持って貰えればと思います。
今回は飲み物とサプリについてでしたが、
食事についても紹介しているので、是非読んでみて下さい!
食べ物、飲み物、サプリを上手く利用して脳のレベルを高めておきましょう!
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