大人の勉強に最適な場所5選!絶対集中できるオススメ場所をまとめてみた

大人の勉強場所

こんにちは、笹木です。

今回は大人が勉強するのにうってつけの場所についてです。

大人になっても資格や趣味などで勉強したいと思っても、大人が勉強できる場所を探すのって意外と難しい。
社会人で仕事もしている大人だと、勉強したくても、疲れてなかなか思うようにできないこともあるかと思います。だからこそ、効率よく勉強できる場所、環境って大事なんですよね。

今回は大人のための勉強場所や、それぞれだらけてしまわないためのコツについてもお話しします。

大人の王道の勉強場所?カフェや喫茶店

オススメ度:★★ 第5位

大人が勉強する場所として思い浮かべやすいのは、カフェなどのお店での勉強。コーヒーやおやつを片手に優雅な勉強場所として利用できます。気軽に飲食できるのはいいですよね。

ただ、その分適度な緊張感を保ちにくい場所ともいえます。
静かな環境というわけじゃないし、他のお客さんの会話が気になって集中できなかったり。

僕もカフェを使っていたことがありましたが、確かに使い始めのときは、「めっちゃ集中できる!」と思っていたけど、頻繁に使っているとカフェの環境に慣れて、スイッチが入りにくくなるように感じました。

また、他と違ってお店なのでお金がかかるものちょっと痛いですね。
500円~1000円程度とはいえ、何度も通ってれば出費がかさみます。

とはいえ、周りに人がいる分集中できるというのは、自宅では得られないメリット。
また、会話がOKな環境なので、1人だと絶対無理だという人や、複数人で勉強したい場合、もしくは独り言を言いたいながら勉強したい人にも?向いている環境です。

また、最近ではたくさんの喫茶店で無料Wifiが利用できるお店もお多いのもお店の強み。
PC作業や、勉強でネット環境が必要な人なんかはおすすめです。

メリット:Wifiが使えるところも多い。会話しながら勉強できる。
デメリット:お金がかかる。緊張感は保ちにくい

 

静かに勉強できる場所!近くの図書館

オススメ度:★★★ 第4位

大人が勉強する場所といって図書館を思い浮かべる人も多いかと思います。
図書館の特徴といえば、静かなこと。

実はこの「静かな場所」という条件は勉強場所を探すときには大事なポイントです。

「音のある環境とない環境どちらが勉強に適しているのか」というのは科学的にも何度も検証されていて、余計な音がない環境の方が集中できることが確認されているんです。

例えばある実験では、被験者を「BGMや人の話し声がする部屋」と「無音の部屋」に分けて認知テストを行ったところ、無音の環境で勉強していたグループは高い成績を出し、それ以外の音がある場所で勉強させたは成績がガクッと下がりました。

そんなわけで勉強では、雑音は少ないほどいい!って結論がでたわけですが、中には「音楽を聴きながらの勉強したい!」って人も多いと思います。確かに音楽にもモチベーションを高める効果があるので、勉強に向かう気持ちを高めるときにはおすすめ。ただ、勉強に取り組む段階に入り、目の前のことに集中したかったら、やっぱり静かな環境で進めるのがベストです。

これを踏まえて雑音のない場所を探すとなると、図書館ほど静かな場所ってなかなかないです。
しかも、誰でも無料で利用できるのが図書館のいいところ。

僕も以前はよく利用してましたが、やはり静かなので、かなり集中して勉強できます。

ただ、読書専用席や社会人席など場所によって使う人が限定されている席があるところも多いので間違って使ってしまわないように注意しましょう。

メリット:無料で使えて静か!
デメリット:土日など、日によっては混んでいる可能性がある

大人もOK!大学の図書館

オススメ度:★★★ 第3位

大学の図書館って意外にも、学生だけじゃなく一般の大人も利用できまる場合が多いんです。
もちろん学校によってNGだったり許可が必要だったりしますが、大学に在籍していなくても利用させてもらえるのは嬉しい。

また、学生というと、「勉強より遊び」なイメージを持つ人もいるかもしれないけど、図書館には黙々と勉強している学生も多いです。頑張って勉強している姿をみると、やはり刺激になります。
これもやる気を高めるうえでは大切で、心理学的に、人間は周りに見られていると思うと無意識にちゃんとしようとする性質があります。

集中して勉強してる人たちを見て、「みんなすごい集中力・・・自分も頑張ろう」と自然と頑張れた経験がある人もいるんじゃないでしょうか。

この効果は心理学でも確認されていて、「ピアプレッシャー」という言葉で呼ばれていてます。要は、「みんながやってるから自分もやる」というもの。同調圧力と聞くとネガティブなイメージかもしれないけど、いい方向に使えば勉強では大いに活用できます。

僕はこの効果を最大限活用するためにも、わざと周りに見られやすい位置で勉強してました。一人ずつで区切られてる席よりも、周りの人が近くに感じられるテーブル席がおすすめです。テーブル席のほうが机の面積も広くてテキストなどを広げやすいし、周囲の目もあって怠けにくいですからね。

メリット:周囲から刺激を受けてモチベーションが上がりやすい。
デメリット:近くに大学がなければ使えない

使い方次第で最高の勉強場所に!自宅

オススメ度:★★★★ 第2位

僕が大人の勉強場所として一番活用しているのは、意外にも自宅です。

「家なんか一番集中できない!論外だ」って思う人もいるかもしれない。もちろんそのままの状態だと、ただの怠け者パラダイスと化してしまう可能性もあるので、少し工夫して最適な勉強場所に変えます。

関係ないものを視界から消す!

集中できる勉強場所にするためにやっていることは2つあります。
1つは部屋や机周りを片付けること。

僕は勉強で集中したい部屋は、なるべくものを少なく、きれいにしています。もともとすぐ散らかしてしまうタイプだったのですが、部屋自体を綺麗にするようになってから集中の度合いが全く変わりました。よく耳にするやり方かもしれないけど、意外と効果は大きいです。

散らかった状態が視界に入っていると、集中力が著しく落ちることは脳科学的にもわかっています。書類などでものが増えて散らかりやすい大人こそ、関係ないものをなるべく排除したシンプルな場所をつくることが大切。きれいな部屋だと純粋にスッキリしてモチベーションも高まって一石二鳥です。

自然音の力で集中力を爆上げ!

そしてもう一つ勉強の効率を上げる場所づくりに役立つのが、自然の音です。
集中力が上がる条件は、静かな場所、もしくは自然や自然音がある場所

自然に触れやすい場所に家がある人は、窓を開けて、木々の揺れる音や鳥の声などを聞きながら勉強をするのもいいし、周りに自然がないような場所であるなら、YouTubeなどで色んな自然音を聞くことができます。雨の音や波の音、焚火の音など、たくさんあるし、自然音って集中力を高めるだけじゃなくて、ストレスを減らしてくれる効果もあるので最強の集中法なんです!

視界から勉強の関係ないものをなるべく排除して、自然音を聞ける環境にする。これだけで、自宅が勉強にうってつけの場所に変わります。

自宅はお金もかからないのはもちろん、他の場所へ移動する手間も時間も不要。しかも、自宅であれば忘れ物をする心配がない、というのも大きなメリットです。

僕はせっかく勉強しようと奮起して他の場所へ移動したのに、「あ、あのテキストもってくるの忘れた!!」となった経験がよくありました。そうなると、一気にモチベーションダウン。もうどうでもいいや、とスマホをいじりだしたりしてグダグダになるという最悪なメンタルになっていたのを思い出します。作業に必要なものが多い人にもおすすめの場所です。

メリット:工夫次第で最高の環境。忘れ物の心配がなく、コストもゼロ。
デメリット:何も対策しないと、誘惑に負けやすい環境。

最も成果がでやすい場所?電車

オススメ度:★★★★★ 第1位

そして、僕が強くおすすめしたい勉強場所は、電車。電車を勉強場所として使うことはあまり意識しないかもしれないけど、電車をよく使う人にとっては最高の場所。僕が一番効果があった勉強場所です。

最強の勉強場所に変える「if-thenプランニング」

電車を最強の勉強場所にするためにやってほしいのが、「電車に乗ったら~をする」というルールを決めてしまうという勉強法。

「電車に乗ったら、絶対に単語帳を開く。」
「電車に乗ったら、テキストを○○ページ進める。」
「電車に乗っている間は、必ず音声で勉強する。」

みたいな感じです。

実際にやってみると、「電車に乗ってるときだけでもやるか」みたいな気持ちになるし、こんなふうにルールを決めると、頑張って行動に移すって作業がなくなるので、精神的にすごく楽です。行動が自動化されて、条件反射のように勉強できるようになるので、「自分は意志が弱いんだよな」と思っている人ほどおすすめです。

これは、「if-thenプランニング」と心理学で呼ばれていて、超強力なテクニックです。

僕は誘惑に弱いタイプでなかなか理想通りに行動が移せなかったですが、この「if-thenプランニング」を活用するようになってから明らかに自分の行動が変わりました。「~したときは、○○する」と決めるだけなので、電車意外にも、色んな状況で使えます。

特に電車の場合、乗ってる時間が限られてるので、「この時間だけでもやろう」と勉強モードに入れます。
で、習慣化していくと、ちゃんと勉強が続いている自分に嬉しくなって、モチベーションも高まりさらに勉強が捗る!

立って勉強して集中力アップ!

また、できるなら電車の中では立って勉強した方がいいです。
といのうのも、座っているより立って作業をしているときの方が、脳の血流が良くなり、集中力が確実に上がることがたくさんの研究から実証されているからです。

足は第二の心臓と言われているほど、脳への血流に貢献してくれます。
最近ではスタンディング・デスクという立ち作業用のデスクも流行っていますが、あのGoogleも立ち作業を採用しているほど、生産性がアップすることがわかってるんですね。

電車にはあらゆる条件が揃ってる

自分の経験からしても、電車は一番効果のあった場所だと思っています。電車を勉強場所として活用するようになってから、電車内だけの勉強で資格試験に合格したり、普段の何倍も捗ったり、かなり効率よく勉強できるようになりました。

それもそのはずで、電車って場所は

・静かな場所
・周囲に人の目がある場所
・立ちながらできる場所
・if-thenルールにうってつけの場所

と、勉強に集中する場所の条件がこんなにも揃っているんです!

しかも電車だと最寄りの駅がきたら勉強はそこで終わり。こうなると、中途半端なところで勉強が中断されることもあります。
だけどこれがまた、勉強場所としては優れているところ。

人間の脳は「キリがいいな」と感じるとこよりも、中途半端なところで終わった方が、記憶に残りやす性質があります。中途半端なところで終わると、脳は無意識に、「あそこに書いてあったのはどんな内容だったっけ?続きは?」と考え、記憶を整理してくれるんですね。

電車ってびっくりすぐらい大人も学生も、勉強する場所としてのメリットがあります。是非活用してみてください!

メリット:勉強を習慣化しやすく、集中するあらゆる条件がそろってる!
デメリット:電車を使わない人は活用できない

 

まとめ

大人が集中しやすい勉強場所として色々紹介してきました。大事なポイントとしては、

・勉強場所は、基本的に静かな方がいい
・集中力が上がる音は、自然音
・人に見られている環境だと頑張りやすい
・勉強部屋や机は、なるべくシンプルにして集中力アップ
・電車ではルールを決めて勉強すべし!

自分に合った勉強場所を探してみて下さい。

大人になると学校や塾という選択肢はなかなかないので、勉強場所に困ることも多いかと思います。それでも、集中するテクニックなどを利用したり、自分に合った勉強場所を見つけられれば、勉強の効率はかなり高まります。

特に、僕が一番おすすめしたいのが、「if-thenプランニング」。この方法のおかげでどんな場所でも無駄に過ごすことがなくなったし、色んなことが習慣化できるようになり、自分でも驚くくらい効果があります。是非試してみて下さい。

また、勉強の効率を上げるという意味では、記憶術も強力な武器になります。僕は記憶術を活用することで、勉強や仕事にかかっていた時間を激減させることができました。記憶術についての記事はこちらに書いているのでよかったら読んでみて下さい。
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大人で勉強の時間がなかなかとれないという人こそ、今回紹介した勉強法や勉強場所を活用して、やりたい勉強が捗るようになれば嬉しいです。

 

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