ユダヤ人の教えで頭は良くなる!?ノーベル賞の22%を占めるユダヤ流勉強法

ユダヤの教えと勉強法

こんにちは、笹木です。

今回は、勉強しても成績がちっとも伸びなかった僕が変われた、ユダヤの勉強法についてです。

ユダヤ人というと、ノーベル賞受賞率が全体の2割と、世界的にもずば抜けて多かったり、アインシュタインをはじめとした偉人もたくさんいます。

そんなせいで、ユダヤ人=頭がいい、というイメージがある人も多いかと思いますが、そんなユダヤ人の驚異的な優秀さの秘密には「ユダヤの教えからくる勉強法」が確実に関わっています。

僕自身、この方法で、昔の劣等生だった自分を変えてくれたもの。そんな威力をもつ、ユダヤの教えを利用した頭がよくなる勉強法について解説していきます。

ダメな自分に響いたユダヤの教え

僕は、学生時代から物覚えが悪く、勉強が苦手で、いつも周りにいる優秀な人を羨ましく思ってたんです。

例えば、難しい講義でも一度聞くだけですんなり理解して、苦労することなく課題をクリアする人。

与えられた仕事を、自分の3倍くらいのスピードで仕上げてしまう人。

話し合いの場では、参加者の意見を瞬時に要約し、まとめてしまう人。

こういう自分とは真逆の人を見ると、圧倒的な力の差を感じてしまってたんです。

こんな風に生まれていたら、人生違っただろうなー。と、かなりネガティブになってましたね。

でも、今振り返ると、馬鹿らしいことで悩んでたな、と感じます。

そう感じれるのも正しい方法を知れて、それを実践し続けたことでそれまでコンプレックスに感じていたようなことを、克服できたからです。

今では、資格試験や勉強でも昔のようにてこずることがなくなったし、仕事やプライベートにも活かすことができているのでかなり昔より「楽になったなー」、とよく感じます。

そのうえで、僕が一番大事だと思ったのは、上手くいっている人の真似をすることです。

成功している人がどんなやり方や考え方を知れば、自分にも応用できます。

ただ、ここで注意しなければいけないのは、

たまたまその人に合っていたやり方ではなく、誰もが上手くいく、再現性のあるやり方でなくてはならないってことです。

この点で、強力な武器になるのが、ユダヤ人の考え方です。

ユダヤ人が異常に優秀な理由はその教え?

ユダヤ人にはアインシュタインやフロイトなど多くの偉人がいますが、統計的に見ても明らかに優秀な集団なんです。

例えば、ユダヤ人は、世界人口の0.2%以下であるのにもかかわらず、
ノーベル賞受賞者の内なんと22%以上を占めています。

これ、すごくないですか??

人口の割合で考えると、日本の約80倍の受賞していることになり、いかにユダヤ人の受賞率が驚異的な数値かがわかります。

しかも、ユダヤ人の偉業はノーベル賞だけでじゃないんです!

数学のノーベル賞と言われる、
フィールズ賞の受賞者の30%もユダヤ人であり、チェスの世界チャンピオンの54%もユダヤ人なんです。

絶対に利用すべき、ユダヤの教えと勉強法

というわけでユダヤ人が明らかに優秀な集団だということうぃ書きましたが、ここまでだと、

「優秀な民族なんだなー、とはいえ自分は日本人だし」

なんて感想を持つ人もいるかもしれない。

だけどここで注目すべきなのは、ユダヤ人というのは、ユダヤ教を信仰しているかどうか」で決まり、血族的なものは関係ないということ。

つまり、ユダヤ人のすごさは、「優秀な遺伝子を受け継いでるから」というわけではなく、ユダヤの教えや教育を受けることで、高い知能を身につけている可能性が高いということなんです。

僕は今では新しいことを学ぶのが好きになりましたが、正直、少し前までは、「優秀」とか「秀才」とかとは真逆の人間でした。

高校生のときは、時間をかけて覚えた英単語のテストでも、直前の5分間で眺めただけの友達に負けてしまう。

大学で受講していた生物の授業では、「テストはこのページとこのページから出します」としっかり範囲を指定されたのにも関わらず、内容を覚えきれず単位を落とす。

こんなことはよくあり、

何で自分だけ覚えられないんだろう。

という思いから自分は頭が悪いし、記憶力も悪い。というイメージが自分にしみついちゃってました。

自分はこの先の人生、人の何倍もやらなきゃ憶えられないんだ…

と思うとろうしても前向きになれず、落ち込んだし、ネガティブになりました。

そんな悲惨な状態でも、このユダヤ人の教え(というと怪しい感じだけど)ユダヤ人の考え方、勉強の仕方はとても参考になり、変わるきっかけになりました。

優秀なユダヤ人を量産する「ユダヤ式」とは?

では、そんな優秀な人間を輩出するユダヤの教えの特徴とはどんなものなのか?

まず、思想的な部分では、「知識を得ること」をとても重要視していることが関係しています。

そりゃあ優秀な人なんだから当たり前だろ、思えるかもしれないけど、根底にこの考えが沁みついていなければ、ここまで優秀な人ばかりではなかったと思います。

例えば、ユダヤの格言には、次のようなものがあります。

「人が生きている限り、奪うことが出来ないものがある。それは知識である。」

これは、ただの意識が高い人が言っていたとしたら、ウザく感じるかもしれないけど、ユダヤ人が言っているところがとても深く、説得力があるんですよね。

というのも、ユダヤ人には長い歴史の中で国家を持たない期間がとても長くありました。
国家にも守られず、迫害を受け、土地、財産など多くのものを奪われてきたんです。

そんな中、自分たちが生き残っていく唯一の方法として受け継がれてきたものが、知識だったんですね。

ユダヤ人は、

「どんなに敵がものを奪おうとも、知識だけは奪うことのできない財産である」

と考え、そこから学問を大切にする教えが定着しました。

じゃあ、知識を大事にするとは、ユダヤ人によって具体的にどういうことなのか?

これは言ってしまえば、「徹底的な暗記」です。

実際、ユダヤ人の学問に対する姿勢は徹底されています。
子供のカリキュラムの一部ですら次のようになっているそうです。

  • 3歳から読み書きを習いはじめる。
  • 4歳から「モーセ五書」という聖書を学び始め、12歳までに、この1200ページ以上あるモーセ五書を暗唱。
  • 幼少のころから「シドゥール」という160ページ以上ある祈りについての書を暗唱。

 

幼いころから、知識を徹底的に暗記し、「暗記」を学習する上で重要な方法と考え、教育されているのです。

日本では、「詰め込み教育が悪い」という流れから学校での学習量が減ったことがありましたが、ユダヤは小さいころから、超詰め込み。

これで結果を出しているのだから、暗記はむしろ、最強の勉強法と考えられます。

結局暗記かよ?と思う人もいるかもしれない。ただ、「ただの暗記」ではないんです。

僕自身、暗記に必要な記憶力は致命的でした。

ユダヤがすごいところは、単なる詰め込みではなく、様々な方法で知識を定着させる方法があることです。

その方法の一部を紹介していきす。

ユダヤの教えからうまれた勉強法

たくさんの優秀な人を輩出する。ユダヤの教え。その勉強法でももっとも、特徴的なのは、

必ず二人一組でアウトプットをするというものです。

どういうことかというと、その日に学んだことを二人一組になり、お互いに教えあうのです。

勉強では、脳科学的にも、インプットだけでなく、いかにそれをアウトプットするかということが大事だということがわかっています。

ユダヤの教えでは、人に教えるという行為(アウトプット)をすることで、あやふやだった部分が言語化され、本当の意味で理解できるという理由でこのアウトプットの勉強法が教えられているんですね。

これは本当に理にかなっている方法。

人に説明できるレベルになっていなければ、理解できてるとはいえず、教えることで知識が細部まで定着させることができます。

僕はというと、学生のころインプットばかりの勉強法を実践していました。

特に歴史は、年号と出来事、人名などをひたすら覚えるだけの繰り返しで、すごく苦痛な科目でした。

「こんな昔の争いとか、人名を学んで何になるんだよ」

と何度も思ってましたね…

今では歴史って面白いし、重要な科目だと思えますが、当時は意味のない言葉を憶えてるとしか思えず、拒絶反応を起こしていました。

今思えば、何の記憶術も使わず、ひたすらインプットを繰り返していたので結果がでないのは当然で、その頃から少しでもこうした科学的にも理にかなった勉強法を知ってたらなーと思います。

このアウトプットメインの勉強法は、それだけでも、効率が何倍にもなるかなり使える勉強法です。

昔の僕のように、「ひたすらインプット!」というような思い出す作業が少ない、偏った勉強をしている人は危険。

1人であっても、人に教えるつもりで口にだして説明してみるだけでも、定着の仕方は断然変わってきます。

特に、ユダヤ人もやっている、音読を使った勉強法は個人的にもおすすめ。

僕は、この勉強法で英語の成績が自分でも驚くほど上がりました。音読の記憶、勉強法については以前の記事でも書いてるのでよかったら読んでみて下さい!

音読で記憶力はあがる!? 実践したら急に成績が上がった勉強法

2018.07.16

ユダヤ人の驚異的な記憶力はアウトプットからきているもの。

実際にやってみると、明らかに理解のスピードが上がるので、ぜひアウトプットを習慣にしてみてほしいと思います。

 

まとめ

ユダヤ人が優秀であることには、

「知識が何より大事!」という価値観が根本にあります。

そして、いくらでも知識を習得していくことを可能にする勉強法、記憶術を利用していることが最大の理由です。

これにより、一般人には不可能な量の知識を定着させることができ、思考まで鍛えてしまっているのです。

何千年も伝えられてきた、ユダヤの教えには、知能開発の手法が詰まっています。

これだけ価値あるものを利用しない手はありません。

効率の良い方法を実践することで、勉強でも仕事でも、限られた時間で最大の効果をあげましょう!

アウトプット勉強法の中でも音読と英語の相性はバツグンで即効性もあり、かなりおすすめなので、ぜひやってみてほしいなと思います。

 

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