コンプレックスを解消するんじゃなく武器にしたら楽になった話

こんにちは、笹木です。

今回は僕が経験して感じた、

「コンプレックスは解消すべき悪いモノではなく、成功への武器になる」という話です。

今では、毎日楽しく、充実して過ごしていますが、
少し前までは、コンプレックスだらけで、毎日ストレスや不安を抱えながら生きていました。

幼いころから、内気な性格のうえ、勉強も運動神経も悪い子供。

体型も痩せていて、背も小さかったのでとにかく舐められやすかったんです。

おまけに、家も貧乏だったので、流行りの物を買ってもらえなくて、自分は何て不幸なんだろう、と思っていました。

高校を卒業して、大学生になり大人になっても、成績も悪い、コミュニケーション力もない自分は、「周囲より劣っている」と常に感じていました。

いつも自己否定しているから、発言内容もネガティブ。

そんな不幸オーラをだしている人に好んで寄ってくる人などいるはずもなく、

友達も少なくて、大学生らしいキラキラしたキャンパスライフとは無縁の生活でした。

こんな感じで、コンプレックスをかき集めてできたような人間でしたが、

今はコンプレックスに感謝しています。

だって、今好きな友達に囲まれ、毎日活き活きした生活が遅れてるのは、コンプレックスがあったからだといっても過言ではないからです。

コンプレックスというのはマイナスで、悪いもの、解消しないといけないものだと思われがちです。

でも、コンプレックスには人を動かす強いパワーがあります。

世の中で華々しく成功を収めているような人でも、才能や能力に恵まれた人ばかりではありません。

例えば、映画「ハリーポッター」シリーズで主役を演じた、ダニエル・ラドクリフという俳優がいます。

彼は、2010年にイギリスの雑誌の「最も裕福な30歳以下のイギリス人スターランキング」で、1位にもなり、その資産額は日本円で約59億5900万円。

誰もが羨むような人生に思えますが、病気や障害を持ち、コンプレックスを抱えながら演じていました。

彼が患っていたのは、群発頭痛という病気と、統合運動障害という障害です。

群発頭痛は、原因不明の病気で、「目玉をえぐられるほど」の激しい痛みに苦しめられる頭痛です。

そして、統合運動障害とは、運動機能面に影響を与える障害で、ラドクリフの場合、靴紐を結べないし、きれいな字を書くこともできないそうです。

靴紐を結べない人が、映画に挑戦し、主人公のハリーを何年間も演じていたなんて、冷静に考えると凄すぎます。

障害はやはり大変だったようで、「学校では、うまくできることが何もなくてつらかった」と発言しています。

しかし、「学校で何もできなかった」というコンプレックス、悔しさがあったからこそ、映画という分野で主役を演じきり、大ヒットにつなげるほどの実力をだせたともいえます。

もし、コンプレックスを「解消する」というマイナス部分としかとらえていなかったら、彼のような状態で「映画にでる」という選択を取ることはできなかったんじゃないでしょうか?

ラドクリフの凄いところは、コンプレックスというものにとらわれなかったところだと思うんです。

それを「できない理由」にするどころか、障害の経験から得た悔しさや苦しさを武器にしていたからこそ、成功できた。

コンプレックスは、とらえ方によって武器になるし、「行動する原動力」になります。

成功するためには、今までの自分の現状維持をやめ、新しい挑戦をしてかなくてはいけないときがあります。

しかし、新しい挑戦のために一歩踏み出すというのは難しいことです。

その点、コンプレックスを持っている人は強いです。

周囲の声や、不安から、自分を見失い、決断に迷いがでてしまっても過去のコンプレックスが、後押ししてくれるからです。

僕の周りでも、

  • 周囲の反対を押し切って会社を辞め起業し成功した人
  • 自分の夢を叶えるために、大手の会社を辞め、海外で働いている人
  • 国立大学を中退して美大に入学し、夢だったデザイナーとして働いている人

などがいますが、みんなコンプレックスを抱えていた人ばかりです。

僕自身、勉強でも、人間関係でもコンプレックスを感じていて、そんな自分が嫌いでした。

「このまま生きていくのは嫌だ、何とかしたい」

そういう思いから記憶術を身につけ、コンプレックスを克服して自分を変えることができました。

 

もし、コンプレックスがなかったら…

行動力のない僕は、何かを身につけようとなんて思わず、多くの人と同じようなスキルで満足していたと思います。

今のような人間関係にも恵まれず、つまらない愚痴ばかり言ってる人生だっただろうなと思います。

でもコンプレックスがあったおかげで、一生役に立つスキルを身につけることができたし、

その結果、大切な人間関係ができ、毎日刺激的で楽しい経験を得ることができています。

あんなに、自分のことが嫌いだったし、何でこんなふうに生まれてしまったんだ、と親を恨んだこともありました。

でも、何もできないポンコツな自分でよかった。

それで変わることができたのだから、コンプレックスは無理に解消するんじゃなく、武器にして戦うのが一番だと思うんです。

コンプレックスがある人は、自分を変える絶好なチャンスです。
そのチャンスを逃さず、自分が満足する人生にしてしまおう

 

おすすめ記事

勉強嫌いで、何をやっても上手くいかない、
コンプレックスの塊だった僕が、
どうやって記憶術で人生を変えられたのか。その理由を以下の記事で公開しています。

胡散臭い記憶術を知って人生激変した落ちこぼれの物語

よければ、クリックして頂けると嬉しいです↓↓励みになります!!
にほんブログ村 資格ブログ 資格試験勉強法へ
にほんブログ村